140novel(2013/6/2-「飛行船」ほか | 蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

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なぜ僕はここに独り立っているんだろう。
「座りなさい」先生の声が聞こえる。
体育館。
全校集会。
「アイツバカじゃね」
クスクス。
ぐるりと見回すと勿論僕以外はみんな座ってる。
黒い雲が一面を覆っているみたいだ。
「座れ!」
先生が僕を押し倒した。
その時体育館が急に明るくなった。
屋根が消えていた。

6/2 「飛行船」

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たくさんの叫び声
「早く逃げろ!」
体育館の出口は逃げる生徒で溢れていた。
「痛ぇ!!」
倒れた生徒は踏まれ、ぎゃあっと不気味な声があちこちから聞こえる。
僕はその時ただ上を見上げていた。
屋根の無くなった空。
灰色の煙を吐き出す煙突の先に。
見えた!
飛行船はとても低くて今にも堕ちそうだった。

6/4 「飛行船」

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遠くにいる彼への誕生日のプレゼント。
無事に届いた?ってメールした。
1週間待ってやっときた返事。
プレゼントと一緒に撮るって約束した写メもこない。
なのになんなの?
「悪い。飲酒運転で捕まった。」
「罰金払えないんだ。金送ってくれないか」
私ってなんだったのかな。
メール返せない。
こんなの嫌。
 
6/4 「財布」
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ふわふわと浮いていた。
綿帽子があっちへふらふらこっちへふらふら。
風任せ。
これからどこに行くのかなんてわからない。
降りる人も乗る人もいない。
その駅には誰もいなかった。
Suicaをかざしたけど何の音もない。
「いらっしゃいませ」
やっと見つけたコンビニ。
「あ!おまえ!生きてたのか!」

誰?

6/6 「綿帽子」