目を開けると私は檻の中にいた。
ここは牢屋?薄暗い。
ひんやりとした感覚。私は裸足だった。
そして裸だ。
とっさに体の一部を隠した。
外から鳥の声がする。まだ明け方のようだ。
コツコツ。足音が近づいてきた。
私はどこか隠れる場所がないか探した。
でもダメだ。
「ほら、起きろ~」
え?先生の声がした。
11/12 「ここはどこ?」
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「一緒に帰ろ」
「うん」
カナちゃんと同じクラスになれた。
しかった。私はただ仲良くなりたかっただけだよ。
何か悪いこと言った?
「入るな!」
「え?」
「それ以上私に近付くな!」
何?目の前には赤い紐のような柵が見えた。
触れると指に痛みが走った。
「カナちゃん?」
「わかった?これがほんとの私」
11/13 「結界」
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「たすけて」
Aちゃんが倒れた。
胸にナイフが刺さっている。
血がドクドク溢れてくる。
「やめて!」
B子はカナちゃんを押さえようとした。
だから殺したの?
「B子はそんなに嫌いじゃない。でもAちゃんを庇うなら」
「わかった?これが私」
カナちゃんの心。
「憎いとこうしてるの」
「親も先生も殺してる」
11/13 「心の中では殺人は無罪」
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「ごめんね、お母さん出ていくね」
ジャケットを着たお母さんが目の前に立っていた。
「お母さん?」
夢?
目が覚めた私はトイレに起きた。
明かりが廊下に漏れている。
タバコの匂いがする。
お父さんタバコやめたはず。
「お父さん?」
居間のドアを開けると
お父さんはタバコをくわえ天井をただ見つめていた。
11/14 「私の事はどうでもいい」
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赤いスカートをはいた、あの子は立っていた。
目をつぶり道路の真ん中で手を広げて。
車が猛スピードで走ってる。
4車線。
信号もない場所で。
「ひかれちゃうよ!」
叫んだけど車のクラクションにかき消された。
「あの子が見えるのか?」
「え?」後ろに1人のおじいさんがいた。
不思議と気付かなかった。
11/16 「あれは、わしの孫なんだよ」
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「ねぇ」
帰ろうとしたらA子に呼び止められた。
「あれゎ私の彼氏」
「え?」
「なに人の物取ってんの?!」
そう言ってA子は私の首を軽く締めた。
けどだんだん力が入る。
私は怖くなって夢で拾ったナイフをポケットから出し、刺した。
「ゆめ、だよね?」
A子は黙って刺さったナイフを呆然と見つめていた。
11/16 「次の日私の事が新聞に」
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