140novel投稿(11/4-11) | 蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

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  起きなさい!遅れるわよ」

お母さんの声。

いつもの。とっくに起きてたよ、今日は。

鞄には教科書なんて入ってない。

お気に入りの物を厳選した。

朝ごはんは、なんかおいしかった。

「行ってきます」

心の中で、さよならを言った。

家を出て学校とは反対に歩いていく。

「おはよう」

ヤバい友達にみつかった。

(11/4) 「行ってきます」

 

あの日から家で食べるご飯は暗くなった。

あんなにおいしかったハンバーグも、カレーライスも。

温かいのに冷たい。

おいしくない。

「ごちそうさま」

食べ終わると私はまだ手を着けていない料理を運ぶ。

「お兄ちゃんご飯だよ」

あの日1枚の紙が兄の机の上にあった。

その紙には一言だけ。

「死ねば?」

(11/4) 「ナクシタイ」

 

「ね、公園を掃除しようよ」

「さんせーい」

「内申よくなるよね」

「あ、俺もやる」

5人集まった。私は純粋にきれいにしたかっただけなのに。

その日は寒かった。

枯葉を集めてしばらくして

「火をつけて暖まろうぜ」男子が言い出した。

ライターで枯葉に火を着けた。

だけどまさかその時強い風が吹くなんて。

(11/5)「火事」

 

玄関にはお母さんがいた。

「友達のK君の誕生日だから行ってくる」

約束してたからさ。

「ダメよ。明日テストでしょ?」

「わかってる。でもやっぱり行くわ。」

「行かせません!」

そう言ったらお母さんは倒れた。

私に向かって。

「お母さん!?」

お母さんの後ろに、笑顔のK君がいた。

「迎えにきたよ」

(11/11) 「何をしたの?」