140novel投稿(10/9-14) | 蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

どこにでもありそうな小説を書いています。
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ピンポーン。
ドアのカメラには宅急便屋さんが映っていた。
「お届け物です」
「あ、はい」判子を押して受け取った。
すごく重い。
ガムテープをはがし箱を開ける。
「え!?」
そこには私が入っていた。
膝を曲げて窮屈に。
生きてる?
その私はやがて目を覚ました。
そして言った。
「今度箱に入るのはお前だ」

(10/9)  ”そして次は”
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ポタン。水道の蛇口から滴が落ちる。
ポタン。ピカピカに磨いたシンクに落ちる。
コンロもピカピカ。埃ひとつない。
そうよ、だって他にする事は何もない。
私が動けるのはこの周りだけ。
あの男が帰って来るまで。
何度も取ろうとしたけどそれは首に食い込むだけだった。
私の首に付けられた犬の首輪。
 
(10/11)  ”助けは来ない”
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誕生日。
お父さんからのプレゼントは夢にまで見た望遠鏡。
寝る前にそれで宇宙を覗いた。
遠い遠い宇宙。キラキラと輝く星たち。
燃え尽きて消滅してしまう星たち。
「!!」
あり得ない物を僕は見た。
地球に向かってくる星。
その星に座っているひとりの女の子。
そして彼女はこっちを見てゆっくり微笑んだ。

(10/11) ”天体望遠鏡”
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あの子の笑顔。
今日も頑張ってくるって元気もらってた。
「すまんな、突然」
課長から命じられた出張。
メールしたけど、あの子から返事はなかった。
急いで家に帰った。
すると家の前には警察がたくさん集まっていた。
「・・・、逮捕する」
いきなり掛けられた手錠。
血だらけの部屋に、あの子は倒れていた。
 
(10/13) ”そして僕は手錠を呆然と見る”
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大好きな彼からの電話だった。
付き合って1年。
明日でちょうど。
「なぁに?明日のコト?」
でも彼の話は違った
「あのさ、別れよう」
「え?なに?」
急に電話が重くなった。震える手。
「お前とは遊びだったんだ。じゃあなブス」
電話が切れる瞬間、小さな声が聞こえた。
「それでいいわ。許してあげる」

(10/14) ”あの声は聞いた事がある”