140novel投稿(4/21こ~4/25と) | 蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

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「子供が?」

俺が現場に踏み込んだ時、

その子は台所の戸棚に膝を抱えて寄りかかっていた。

「おい、大丈夫か?」

服には血が飛び散っていた。

マンションの一室。

そこには5人のやくざの死体があった。

全員至近距離から撃たれ即死だ。

「まさかな・・」

俺は男にも女にも見える、

この子を見くびっていた。 (4/21 こ)


最初の仕事だった。

だから、逃げれなかったんだ。

血もいっぱい付いて、ちょっと気持ち悪かった。

私にはでもこの仕事しかなかった。

あの日、お父さんから聞いていた喫茶店を見つけた。

追い返されると思ったけど、店主はすぐに私がわかった。

「よく来たな。お父さんそっくりだ。」

そう言って銃をくれた。  (4/21 さ)


死体は何も語らない。

更にそれが社会から嫌われている存在なら尚さらだ。

あの子は拐われ、監禁されていたが、

やくざで仲間割れが有り、みんな撃ち合って死んだと言った。

新聞でも未成年と言う事もあり、

被害者として扱われ、話題にはならなかった。

俺はやがてあの子の顔すら忘れようとしていた。 (4/21 し)


すぐに次の仕事がやってきた。

「今度の仕事は一部上場企業の会長がターゲットだ。」

店主が言った。

私は名古屋に飛んだ。

仕事は全く簡単だった。

会長は毎朝7時過ぎにタクシーで

自宅から会社に向かうので、待ち伏せして狙撃した。

その翌日会長は急病で死んだ事になる。

銃で撃ち殺された事は伏せられた。 (4/22 す)


世間では全く嘘の情報が流されていた。

芸能人が孤独死で発見されたのも私の仕事によるものだった。

そして宇宙的に評判の悪い元首相を殺害した後、

私は、店主の薦めもあり、しばらくは高校生に戻ることにした。

やくざに監禁された可哀想な子として。

だが、教室では私は触れてはいけない腫れ物だった。 (4/22 せ)


そんな、人を哀れんだような目で、

目を合わせないように私を見ないで。

私に聞こえないように、友達と囁くように私の噂話をしないで、

全部聞こえてる。

でも、そんな扱いはすぐに慣れた。

私はそんなに弱くない、と思っていた、あの子に会うまでは。

「かっこいいね」

そう私に言ってきたのがあの子だった。  (4/22 そ)

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足りないのかな?ひとりだと。

ふたりになったら、ほんとに好きでたまらなくて。

バイバイってちょっとだけのお別れなのに、

自分の心の一部が、一緒にバイバイしたみたいになるよ。

ひとりじゃ足りないのかな?

ふたりなら、ずっと一緒にいられたら、ずっとずっと足りてるのかな。  (4/23 た)

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ちょっとだけでいい。

ほんのちょっとだけ勇気をだして。手を伸ばしてみてよ。

真っ暗な深い、落とし穴に落ちたって、君が手を伸ばしたら、助けは来るよ。

叫んだら、聞こえるんだ。

ここには、君を助けたい人がいる。

君は一人じゃない。松明を照らしたら見えるはずだよ。  (4/23 ち)

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月は満ちてしまったの?

ほんのひと月前、まだ三日月だった君。

周りを照らすけど、ほんとは寂しくて、星達の助けを必要としていた。

けれど君は時には星にも明るく照らす光をくれた。

でも、もう満ちてしまったの?

だから隠れてしまうの?

それじゃ寂しすぎるよ。

会った事もないけど、友達って思ってた。 (4/23 つ)

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「天使っていたんだね。」

ん?横を見ると、同僚のAが、呆けた顔で呟いていた。

色ボケしたか?

「お店の子か?」僕が聞くと、違うと言う。

「そっか、お前この前、病院行ってたな。看護婦か?」

「違う」

え?Aが指差した方向を見ると、

横断歩道をおばあさんの手を引いて渡っている、天使がそこにいた。 (4/24 て)

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突然の雨。

置き傘してなかった僕は、靴を履着替え、外を眺めていた。

やまなそうな感じの雨。

「じゃぁね」

傘を持ったクラスメートは挨拶だけして帰って行く。

まぁ仕方ない。そう思ってたらトントンと、肩を叩かれた。

「誰?」後ろを振り向いたけど誰もいなかった。

ただ、気が付くと雨が上がっていた。  (4/25 と)

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読んでいただきありがとうございます。

「こーそ」殺し屋の女の子の話です。

いづれちゃんと書く日がくるかもです。

「た」ありがちですね。

「て」背中に羽根がなくても。

「ち」あの子気が付くかな。

「つ」やめないでいてくれました。気が付くかな。

「と」偶然って、神様の仕業かもしれないですよね。


コメントなんでもいいので、いただけると嬉しいです☆