ようやく梅雨も終わるというところで、今度は「吉本興業」問題が世の中騒がせています。
芸人数人の問題から内部告発からパイセンが出てきて内部戦争勃発。
まさにココで話している少し前(1980年代)の韓国ににていますよね?
事態が落ち着いたら「わろてんか」の続編で映画にでもしたら、「ただではおきへんで」でしょうね。
吉本興業のヤバミがこれから明らかになっていくのででょうけど、問題は、「政治」「民放」というところと癒着しているわけですから、どこまで改革が起きるかでしょうね。
今のところ、会見も肝の部分はCMで飛ばしたりして、なんとか繕っているけど、いよいよ加藤さんをはじめいろんな人から色々な汚物がもれてきてますよね。これも一つの芸の世界なのでしょうか?
それはさておき、映画の話です。
冒頭で話しましたが、1980年代の韓国はまさに、こんな状態でした。
に続き、②です。
「1987 ある闘いの真実」
これも号泣映画になりました。
日本では2018年に公開
監督:チャン・ジュナン
「お嬢さん」という映画で共演している、キム・テリちゃん(かわいいですね)とハ・ジョンウ(大鶴義丹的な顔)の二人に加え、多彩なキャストです。
1987年1月14日の学生運動家朴鍾哲(パク・ジョンチョル)拷問致死事件
から始まります。
1987年の時点でまだ軍事政権の韓国
前作の光州市事件でもまだ国は変わっていなかったのですね。
なんと、1988年にはソウルオリンピックでした。
内情がこんなぐずぐずの国で、オリンピック開催です。この1987年に軍事政権は終わったとされているらしいのですが、未だに独裁的な政治です。
1987年6月29日にノ・テウ大統領が就任することによって、民主化宣言しますが、それまでは大統領は選挙では選ばれず、後任を置くというやり方でしたので、実質独裁国家だったという事実があります。このことも映画の中で描かれており、事実が明るみに出ました。
こういった背景の中で、冒頭で話した
1987年1月14日の学生運動家朴鍾哲(パク・ジョンチョル)拷問致死事件勃発
これは南明洞(ナ・ミョンドン)で逮捕拘留されている学生一人に対して、数人の警察官が拷問の末最後は
水攻めにして挙句殺害してしまう。
なぜ殺されたか。
これは、大学の先輩で民主化推進委員会結成などで1985年から指名手配中の朴鍾雲(パク・ジョンウン)を探している警察に逮捕拘留されていたからだ。
当時軍事政権とはいえ、民主化が進むなか、警察もさすがに拷問死させたとなるとマズイということで、この件は組織ぐるみで、隠ぺいすることとする。
→さて、さて・・・何かに似ていますね。書いてみますよ
コンプライアンスの徹底が進む中、反社会勢力からの金銭授受があったのがマズイということで、この件は組織ぐるみで隠ぺいすることとする。
あれあれ。
ということですね。
もどします
隠ぺいするということで、遺体をすぐに火葬しろという命令がくだりますが、検察の決定がないと火葬する許可がおりません。
ここで登場するのが、大鶴義丹・・いや、ハ・ジョンウです。以下義丹でいきます
義丹はおかしいと感じるのですね。こういいます
「まだ親も観ていないのに火葬するっておかしいだろ!俺をなめてるのか?」
なんとも、男気がありますね。そうです。ここで出てくる検事の義丹はきちんと法律を守って仕事をしようとしているだけなんです。そして、警察の隠ぺい体質というか、偉そうで何かと威張り腐っている警察に噛みつくのです。こういうセリフもあります
「お前らは飼い犬、俺は野良犬だ。野良犬はだれかれ構わず噛みつくのがいいんじゃないか?」
検察の偉い人が言うセリフじゃないですけどね
さぁここでまたどっかで見た構図ですよね。
威張り腐っている上層部に噛みつく男気溢れるパイセン。
世の中、こういう風になっているのです。必ず。なんかの法則のようですね
ただこの頃は、韓国では警察と行政がべたべたの癒着関係で三権分立を犯しまくっていた時代なので、検察ですら、追い詰められていきます。
そして、警察は
「彼は、取り調べ中に、心臓発作を起こして死んだ」
「我々が机をたたいたら、心臓発作を起こした」
と発表してしまう。
しかし、ここで登場するのが、司法解剖した医者です。
医者はすべて知っています。人の口に戸は建てられぬ。医者の口から、中央日報という新聞社の記者に情報が洩れます。
ただ、警察も黙っていません。全力でつぶしにかかります。ここで、日本の腑抜けマスコミと違うところは、この情報を、東亜日報という別会社の記者とシェアしてなんとか、真実にたどり着こうとします。
だから、ジャーナリズムなんですね。昔、上杉隆という人がラジオで言っていました。
日本のジャーナリズムは終わってると。
ただ、この人はジャーナリズムの精神が凄すぎて、結果地上波から出禁状態になってしまいましたが・・・
さて、こうやってバトンのように真実を渡していく一方で、警察は生贄を出します。
下っ端刑事2名を自首させます。
この刑事達も同じ警察に売られた挙句拷問を受け、拷問殺人罪で極刑になります。
その時の脅し方が、恐ろしいのです。ヤクザ顔負けのやり方
こうして、なんとか事態収拾に向かわせるのですが、やはりここでも歪が。
出頭した刑事2名を取り調べしているときに、刑務所では記録係が記録をとるのですが、もちろん、すべてマズイ記録になるので、捨てろという指示がでます。
しかし、ここでも正義感が強いヒーローが出てきます。
ここの記録していた看守です。
ここから、キムテリちゃんがでてくるのですが、この看守はお姉さんとキムテリちゃんと3人で暮らしており、元々
民主化運動家にとある方法で、連絡を取り合っています。
一方キムテリちゃんは、年頃の女子大生で、おしゃれと、合コンにしか興味ありません。
この頃、インターネットもない中、仲間と連絡を取り合って、デモをすることが難しかったので、ここでもとある方法で連絡を取り合い、
街中で突然アイコンタクトで自然発生的に、フラッシュモブみたいにしてデモをしておりました。
これに、合コンに行く途中のキムテリちゃんは巻き込まれます。
そこで出会ったのが、李韓烈(イ・ハニョル)君 重要人物です。
もみくちゃにされる中、イ君に助けられた、キムテリちゃん達が逃げ込んだ、とある靴屋さんでイ君の靴が一個だけ無いことに気が付きます
ここで、助けてくれたお礼にキムテリちゃんが、靴をプレゼントします「TIGER」これも重要アイテムですね。
最後このロゴをみて、私は号泣していました
大学に行くとイ君に再会します。ここである事実に気が付いて、キムテリちゃんも民主化運動に巻き込まれていきます。
まぁその前から・・・ということなんですが。
そこで決定的な事件が起きます。
看守のおじさんが、警察に捕まりナミョンドンに連行されます。
そして、クライマックスへ。
ここまでネタバレしておいてなんですが、是非見てほしいので、肝の部分は隠しました。一応。
特にクライマックスでは涙が止まりません。
事実ですから。
実際の写真もでてきます。
こうして、韓国は1987年6月に民主化宣言をします。
革命には犠牲がつきものですが、大変な犠牲を払いました。
これは何も他人事ではなく、自国の日本にもあることなんです。
けど日本人は本当に平和ボケというか、政治に興味が無い人ばかりで、言えば、この映画でいうところの最初のキムテリちゃんです。
けど、一方では人間なんてそうなんだとも言えます。
実際、自分の周りだとか、自分自身に何か決定的な事でも起きない限り、動こうとしません。これを保身といえばそれまでですが。
ただ、お隣の韓国と日本人の国民性があまりにも違うのはこういうところではないでしょうか?
実際に最近です。1987年にみんなで国を変えたんです。
だから愛国心が強いし、ダメなものはダメと言えるのです。
日本人は長年、自民党の元で平和に暮らしてきたから、何の疑いも持たずに、選挙でも自民党に入れとけば、この平和が続くと妄信しているのです。
できれば、選挙前に若者にこの映画を見てほしい。