父が、深夜便にて東京へと旅立ちました。
今までの実験教室と違い、母がいなかったので、今回父のサポート役を全て私がやったわけですが。普段一時帰国中も父は仕事でほどんどいないので、そんなに一緒に時間を過ごすことはありません。子供時代もずっと忙しくしている父なので、一緒に何かをやるってほとんどありませんでした。
バンコクにいたら、父が一人で出かけることはないので、ほぼ10日間、毎食一緒に食べて、行動して。気づいたら人生初めてこんなに父と一緒にいました![]()
で、色々といつもよりも話をする機会が多かったのです。
ふと父に聞いてみました。
仕事を辞めてノーンビリしたいって思ったことある?
『ないなぁ。。。』
ないんだ。。。![]()
普段の父の姿から、なんとなーく想像はできていたけれど、実際に本人の口から聞くと、衝撃でした。
私、今とっても自分の好きなことばかりやって生きていますが、それでも時折休んでノーンビリと別世界へ行きたいと思います。実際にそうしてます。
普通の会社員の主人は、早期退職して世界一周したいっていつも言っています(娘達がまだ小さいので現実は難しいですけどね
)。仕事が楽しくないわけではないけれど、生活のためっていうのが大きいです。
多分、世の中の多くの人の普通がこれなんじゃないかって思います。
好きなことを仕事にするって、すごい!素晴らしい!って風潮があるような気もしますが、それじゃあ到底かなわない存在があるってことです。
仕事が行き方そのものというか。垣根がなさすぎるんですね。
その有様を、この一週間まざまざと見ることになりました。
いつもいつもそうですが、常にどこでも実験してくるんです![]()
実験教室無事おわったー!という今日の夕飯時にも、レーザー出してきて、水とビールの中の光の色の違いについて、考える。
どうして、仕事休みたいって思わないのか?!って聞きました。
(チョイ適当ですが)こんな答えでした。
『教師にはなりたくないと思っていたけれど、教育を変えなきゃいけない、それなら一旦教師にならないと、と気づいて教師になって、授業を面白くしないといけない、とガリレオ工房を立ち上げて、色々とやってきた。
今は国の中枢で教育を作る立場ではないけれど、それなりに影響を与えられるようになってきた。
そして今は、一緒に変えていこうという仲間達が結構多くいる。行動の先に変化が見えるから、面白い。』
好きを仕事にどころじゃなくて、父は信念を仕事にした人だったんだ、と知りました。強い信念のもとに行動をしていて、それが仕事になっている人は強い。
オンとオフがないというか、必要がない人はそれが生き方そのものだからなんです。
そんな人が、きっと世の中には少数派だけれど存在するんですね。
ブレずにそんな生き方、仕事の仕方ができる人には、一生かなわないなぁ、と思ってしまいました。勝ちたいとか、悔しいとかそういうことではなく、ただただ、かなわないなぁ。と。
父は68歳。でも、まだまだやりたい事がいっぱいありすぎるらしいです。父が考えていることは本当に大きく、父の夢を実現させたり具体化していくために、私が近くにいたらもっと手伝えるのにな、という思いもあります。でも今はそれはできない。
ここバンコクで、日本の外からでも日本の未来を作る子供達の学びや成長のために何かをやっていくこと、そして父のやりたい事や思いを代弁していくことで、なんらかの貢献をしていくのが今の私のできることかな、とも思います。
とにかく、父が、今回一人でもバンコクに来て良かった、と言っていたので、また機会を作りたいな、と思った次第です。私もまだまだパワーアップして父の夢を支えてもあげたいな。
