2010年8月5日さちの肉を食べる会 in 東京バルバリ が開催されました
小池シェフの調理で、38人で 「短角牛 さち」 を いただいて参りました。(写真はやまけんブログより)
さちというのは 農業ジャーナリスト やまけん(山本謙治さん)の短角牛「ひつじぐも」の第一子2008年3月16日に産まれた雌牛「さち」のことです。
![2008-04-22№[0096]](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.yamaken.org%2Fmt%2Fkuidaore%2Farchives%2F2008livewriter%2F95a8cb6239b7_B11C%2F200804220096_thumb.jpg)
このバンビのような、可愛いらしい「さち」が誕生したときから、まるで、遠くに親戚ができたような気持ちで、やまけんのブログを通して ずっと見守ってきました。
お母さんのおっぱいが乳線炎にかかり、お乳が飲めなくなった時も、飛んで行って、ひつじぐものおっぱいマッサージをしに行きたいと本気で思ったり、(私も母乳を与えていたときはよくなっていて、その痛みや子供の悲痛な叫びをよくわかっていたのでした)
急に大人っぽくなったさちの視線にドキッとしたり のびのびと牧野を駆け回る姿にうっとりとしたり・・・
そんな さちや 短角牛たちを 宮崎に住みながら、やまけんのブログで拝見させていただき さちの成長をずっと一緒に見守らせていただいていました。きっと全国にはそんな方が数多くいらっしゃったことと思います。
(写真 はやまけんブログから)私のお気に入りのショット≧(´▽`)≦

そんなさちが、2010年06月23日、畜場に行ったブログは、今でも涙なしには読めない。
やまけんもその日のブログに「鈍い重さが残る夜 この重さこそが、肉を食べる、命をいただくということだったのだ」と表現している。
会場内にはスタッフ池田君のデザインによるランチョンシート&メニューが!
■アミューズ 肩肉グーラッシュ・ウデのサラミ・さちパテ
サラミは塩水に3日間漬けて一日抜いて仕上げたもの。さちパテはいろんな部位が入ったパテでプチシューに挟んであります。一口でぱくり 幸せー
そして、グーラッシュはイタリア北部の料理で、肩肉がパプリカ煮込みになっていて 心地よい噛みごこちとそのたびに口の中に溢れる 肉汁が幸せな気持ちに。ここでビールをやめて ワインにチェンジ
■冷前菜 ~山のさちのオードブルから
うでカルパッチョ・ランイチのタルタル、モモタタキ、心臓ハム
タルタルは大好物なので一番に手をつけてしまいました。心臓のハムの食感も忘れられません。
お料理が出る度に、小池シェフの代わりに、やまけんが「カンペ」を持って
料理の説明を各テーブルで・・・大忙しです
私は、今日は、有松鳴海の熟練職人さんの手で丁寧に絞り染された浴衣で参加しました
帯は博多帯の白です。絞りの浴衣は着ていてほんとに気持ちがいいんですよ。
これは15年ほど前に購入したものですが、いくつになっても着れるところが着物のよさですね~
こちらは、飯尾醸造の紅芋酢に生ビールを注いだ 「紅芋酢ビール」ほんのり甘い香りでしかもあと口がさっぱりで、人気ドリンクメニューでした。お写真は私の前にお座りになった 東海大の 先生
■温前菜 ~タンパク質が固まるぎりぎりの温度で~
リブロース・肩ロース・シンタマ・レバー(シェリー酒のソース)
赤身のお肉なのですが、適度にサシが入っていて、どれもおいしい
でも私が一番この中で感動したのが レバー
プリップリの健康肝臓には、まったく臭みもなく 感動的な味だった。
粗塩がのせてあり、あえて ソースをつけず そのまま食べました。
それぞれの肉を、カタマリのママで真空調理をして、内部に火がぎりぎりで通るラインの火入れをし、その後に取り出して表面のみ強火で焼いて美味しそうな焼き目をつける調理法らしく、私のお隣に座っていらし「専門料理」の斉藤さんは興味深々で質問されてました。さすが!
■スープ ~スネを67度で24時間火入れ~
前スネとホルモンコンソメスープ
まずさちの肉のスネでコンソメをとったのち、新たにそのコンソメで一番上に載っているすね肉を茹でているという。つまり「Wコンソメ」。とくに4時間フォンブランをかけ煮込まれたというハチノス(右手白いの)が極上だった。
私は肉のプロではないので、肉のテイスティングは非常に難しい。だから、私は内臓を食べて 見て判断することが多いです。人間もそうだと思いますが、健康な動物は内臓が綺麗ですから、もちろんその肉は美味しいのです。
それにしても、同じ1頭の牛の、内臓と肉を同時に食べるのは初めて!貴重な経験です
■煮込み 内バラ
バラ肉のブルゴーニュ風煮込み モロヘイヤのフェットチーネと山芋のフラン
とろとろほろりと口でほどける さちは煮込みがたまらなく美味しい
山芋のフランにも感動 何とも言えない小池シェフのセンスを感じてならない
間違ってはいけない
メインは今からなのです
一口一口がおいしくて こんな表情の連続の私
幸せーーーさち ありがとう
と何回いったかわかりません。
ここでハプニング
慌てて仕事から浴衣に着替えて会場にいったため
浴衣を表裏にきていたのです(ありえないドジ)電車で注目をあびていたのはもしかして・・・
しぼりの場合わからないといえば、わからないけど、縫い目が・・・私はここで悩み 結局
トイレで 3分で着替え直すと決意!たたたーーーっと着替え何もなかった顔でメインに挑みました。(爆笑)
私をよく知っている人は、またかよーっと声が聞こえそうなどじぶりは今日も健在でした。
お口直しのシャーベットを経て いよいよメインです
■主菜 フィレステーキ さちの血とレバーのソース
フィレは想像通り、さっぱりした感じ
さちの血の一滴までが大切にソースに・・・
■主菜 サーロインのおき火焼き タマネギとニンニクのピュレ
ご覧下さい あの二戸の牧野でゆったりと横たわるさちが まるで再現されているようなお皿
この肉を焼くために、楢(なら)の木のまきを燃やして、熾火状態になるまで放置し、遠赤外線が出てくる状態になったところでサーロインを炙ってくださっている話を聞き・・・胸がいっぱいに)
これは さちのサーロイン A2だと聞き耳を疑う格付けとは何ぞや!という思いが私の中でうごめく
■〆のお食事
有機スパイスのビーフカレー
スパイスはネパールのフェアトレード有機スパイス 完熟した甘さを感じるトッピングのフライドオニオンにノックダウン
おいしー
やまけんは一品一品をしっかり撮影ブースを設け撮影。さちの思い出をしっかり写真に残していました
または 塩コンソメ手打ちラーメン から選べました。
これが、もう無理というくらいお腹ぱんぱんなのに食べれる!
そして、最後にデザートの盛り合わせとコーヒーがでて
小池シェフが 遂に登場!
やりきったーー!というなんともいい表情の小池シェフのさちへの
想いを聞き・・・・
うるうるきているやまけん
でした。
私のお誘いに快く一緒に来てくださった
川崎のスーパー大野屋さんの和夫社長
感謝
そして、なんとお土産まで
その中身は
さち牛丼弁当でした!
さらに・・・さちの収益の一割は宮崎への義援金にしていただけるというありがたいお話も。
いつも宮崎をきにかけてくださって、やまけん そして皆様本当にありがとうございます。
さち・・・よかったね。
こんなにみんなに 大切に思われて、あなたの最後を愛情いっぱいで
おいしく料理してくれるかたがいてくれて・・・
あなたの命をいただけて 私も嬉しくって、美味しくって幸せでした。ありがとう☆