新年度になりましたね!

 

みなさん、いろんな期待や不安のある時期。

私の勤務しているところも、出向(?)先の園もドタバタしています。

 

そして我が家・・・

さすがHはやってくれましたよ。

それはまた今度書きます・・・えーん

 

 

さて今日は、私が公立小学校で支援員をしていたときに感じた、

先生についてのお話を書きます。

 

 

新学期になると、「今年の先生は・・・」などという相談をたくさん受けます。

 

「発達障害に理解がないのではないか」とか。

 

 

私も、昔、そんなふうに思うことがありました。

 

 

当時担当していたのは3、4年で各2クラス。

つまり4人の先生のクラスに入っていたわけですが、当たり前ですけどみんな違います。

 

担任の先生の差って、大きいですよね〜

自分の小学生のときを思い出してもそう。

人生に多大な影響を及ぼしていると思う・・・

 

 

4年生の一人は、前回の記事の先生。

 

一見、理解のあるように見える感じの先生でした。

 

「あ〜、あの子はね。うん。まあ、しょうがないよね!^^」

 

と言う感じ。

 

 

もう1クラスのほうは、のんびりさんだろうがなんだろうが、容赦ない感じ。

特性、性格、能力などで、対応に一切差をつけないタイプの先生でした。

 

 

はじめ、私は後者の先生のことを、「理解のない先生」だと思っていました。

 

 

たしか、同じクラスを受け持って持ち上がり、2年目だったように記憶しています。

 

 

どうしても気が散ってしまう子にも、容赦ない叱り声が飛びます。

「やる気ないんだったら出ていきなさい!」なんて言っていたかも。

 

クラスでひとり、診断のついていた子は、おどおどしながら一生懸命ペースについていっていました。

 

その子は、お勉強がかなりできる子でした。

でも、集中が途切れてしまうので、テスト中でも、ふと思考がどこかへ飛んでいってしまう。

 

「あ、ココにいなくなったなぁ笑」

 

と私は思って、ツンツンします。

 

「おぉぉぉ〜い。テスト中だよ〜^^」

 

すると、「はっ」とした顔をして、そこに戻ってきます。

そしてテストの続きに戻ってきます。

カリカリカリカリ・・・

すごいスピードで正答を書いていく。

 

そしてまた、いなくなって。の繰り返し。

 

 

休み時間も、ふと気づくと終わってしまい、チャイムが鳴り、先生はちらりとその子を見る。

 

用意ができていないのを確認し、「はい、教科書、ノート、準備できてますね〜。ない人なんていませんね。できてない人は、今すぐ出ていきます」なんて言って、その子を引きずって行ったこともある気がします。

 

直視できないような気持ちになったことも、何度かありました。

 

 

でも、年度も終わりに近くと、だんだん、その子、できるようになっていったんです。

 

 

そう。名前は、Kちゃんでした。

 

 

Kちゃんは、ときどき、早退して療育に通っていました。

 

見たところ、ほかのクラスの子たちのほうが、支援が必要なんじゃないかなって感じていました。

 

 

でも、先生に聞くと、

 

先生「Kちゃん、2年生のはじめはもう、どうにもならない感じだったんですよ〜」

 

私「今はそんな感じしませんけどね」

 

先生「いやいや、もう、本当に大変でした^^」

 

 

先生のその笑顔がもう、本当に本当に愛おしそうで・・・

 

 

「嫌われてもいい。できるようになってほしい」

 

 

本当に深い愛情を感じました。

 

 

 

「叱らない子育て」

 

「誉めて育てる」

 

 

そんな育児がかなり流行し始めていた時代でした。

 

 

 

発達さんは、がんばってもできない。叱ればできるようになるわけじゃない。努力不足ではない。

 

 

 

本や座学で、お勉強ばかりしていたら、絶対わかりませんでした。

 

 

何が正しいのかわからなくなりました。

 

 

 

今でも正直、答えは出ていません。

 

 

 

先生には先生の、考えがある。

 

もちろんそういう先生ばかりではないけれど。

 

 

Kちゃんもたぶん、先生の、深いところにある愛情には気付いていたんじゃないかなって、思いました。

 

 

今まであった小学校の先生の中でも、かなり印象的な先生です。

 

 

親も、そういうところ、ありますよね。

 

愛情ゆえに厳しくしてしまうこと。

 

 

 

私も、厳しく言ってしまった、特に言いすぎてしまったあとは、「あれは愛にゆえんしていたか」を自分に問うています。

 

そうでないと気づいたら、謝るように、しています。

 

 

 

みなさんが、素敵な先生に出会えますように。

 

素敵な先生が、日本に増えていきますように。