新年明けましておめでとうございます。
ありがたくも、2014年の幕開けを明るい気持ちで過ごすことが出来ました。
2012年の年末は、年賀状を出そうか出さまいかギリギリまで思い悩んでいたことを思い出すと、2013年は師走半ばに年賀状を投函出来たことがどんなに幸せなことかと実感します。
今朝、実家に新年の挨拶のために掛けた電話口でも父は元気な様子で、今から母と姉、姪っ子たちと初詣に行くのだと意気揚々としている様子でした。
また、師走はミニ・バイクに乗り、熱海や鎌倉まで散策にしに行っていたとはしゃぐように話す父。
もちろん、抗がん剤の副作用が無い訳ではないので、国道一号線を時速40キロ以下でノロノロと走っているそうで、スピードを出して追い越して行く車に轢かれて死ぬ確率の方が大きいよ!・・・なんて冗談も出るほど。
1年半前に、余命数か月と思われた末期癌患者とは思えませんね。
届いた年賀状にうつる姿も、孫たちと楽しそうな笑顔を浮かべている写真でした。
それでも身近に一緒に暮らしていれば、父の状況についていろいろ思うところはあるらしく、母の口からはやはり心配ごとが。
父を励ますために忘年会を開催してくれた大学時代の友人が、心臓発作で倒れたまま帰らぬ人になってしまったと大晦日に訃報が届いたとのこと。
友人の死と自分とを重ねて、2013年最後の日の父はすっかり気を落として、早めに床に入ってしまったそうです。
そんな父に、新年早々自分が妊娠したとの吉報を知らせてあげたいところですが・・・
やはりそれは出来ないもどかしさ。
34歳の妊娠。
高齢出産目前という現実を前に、今後羊水検査を受ける予定でいるからです。
その結果に安心することが出来たなら、その時はじめてお互いの両親に話そうと夫と決めました。
なので、妊娠5か月目(今月末)の戌の日のお参りも、夫婦だけで粛々行く予定でいます。
全てが順調に行ったとしても、両親に話が出来るのは2月末。
その頃には安定期に入っているので、実家に何も話をしないまま大きくなったお腹を見せに行くサプライズでもしようかしら???
なんて。
そんなこんなで、もどかしくも楽しいことを色々考える2014年の幕開け。
どうか今年も1年、父が笑顔で過ごす時間が長くありますように。
家族が皆、幸せな気持ちで一日一日を刻んでいけますように。
このブログを読んで下さる皆様方も、心穏やかな時間が重なっていくことを心より願っています。