食欲に感謝! | 父と家族の末期がん闘病記

父と家族の末期がん闘病記

2012年6月末、当時65歳だった父が突然、末期の食道小細胞がんとの診断を受けました。
現実と向かい合うため、父との日々を忘れないための記録ブログです。

父の食欲は細いものの、抗がん剤が効いてくれているおかげで、食欲だけは若干取り戻してくれている状況です。

そんな父の大好物はお酒のつまみ・・・ イカやタコ、貝柱の燻製。

気付けばいつも、それらをつまんで食べています。

それらに含まれる食品添加物が、食道がんの原因の一つなんじゃないかと家族は思ったりもするわけですが、今食べなくなったからと言って病気が治るというわけでもないだろうし、何より食欲のあるうちに父が食べたいと思うものを食べれることが本人にとってのシアワセだろうと考え、黙認中。

昨年末、抗がん剤のファーストラインが全く効かずに病状が進行し、父の食欲が全く無くなってしまったときには、いくら大好物と言え食べるに食べられなくなってしまった状況を見ていますしね・・・
食欲の沸く食べ物があるということは、何より感謝すべきことだと思うのです。


そして、魚介の燻製類に続く父の大好物と言えばラーメンひらめき電球

食欲が細く、お店で食べるような具の乗ったラーメンを一杯食べきることは出来ないので、自宅でインスタントのラーメンを食べています。

特にお気に入りは、私が九州のお土産として父に送ったマルタイの棒ラーメンシリーズ。
ノンフライのストレート麺で、私も大好きなラーメンです。
博多で食べる屋台ラーメンに負けず劣らずの本格的な味で、コシが強く、生めんにも負けない食感なのです。

週に2,3回は昼食にラーメンを食する父のために、先日帰省した際のお礼の気持ちとちょっと早い父の日のプレゼントとして今回こちらのラーメンを箱で父に送りました。
(※画像はお借りしています。
こちらのメーカーさんでは九州各県シリーズをはじめ様々な種類のラーメンがあるのですが、今回はその中でもベスト2に選ぶ以下の2種類をチョイスしました。)


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着荷連絡を受けたときの父の様子は大喜び!
正直、私が先日の帰省でこちらのラーメンを手土産に持っていかなかったことが残念だったそうです(笑)

ひと箱15袋×2食入×2種類=合計60食だけど、きっとあっという間に食べ切っちゃうんだろうな~


健康なら「 インスタントばかり食べて体に悪い! 」と思うところですが、全く食べれない状態に比べれば、何であっても美味しく口から食べられることは、食道がん患者にとって何よりもシアワセで感謝すべきこと。


食は命の源。
食欲は健康のバロメーター。
体重をキープして、体力を維持し続けて欲しいものです。