師走の想い。 | 父と家族の末期がん闘病記

父と家族の末期がん闘病記

2012年6月末、当時65歳だった父が突然、末期の食道小細胞がんとの診断を受けました。
現実と向かい合うため、父との日々を忘れないための記録ブログです。


あっという間にやってきてしまった師走。


父が進行癌と診断されてから、丸5か月が経過。
今年は例年よりも寒波の到来が早く、すでにコートの手放せない日々が続いています。


両親とは、それぞれと2日に1回ほどメールのやり取りをしていますが、昨晩は1週間ぶりくらいに電話を掛けてみました。

父はいつも寝るのがスーパー早い(19時くらい)ので、電話を掛けた21時にはとっくにお布団の中だろうと思っていたのですが・・・

電話口に出たのは父。
そして、その声は意外にも元気のある声でした。

タキソテールの副作用はすっかり抜けた様子で、ここ数日は調子の良い日が続いているみたいです。
(ただし、今になって脱毛がひどくなっているようですが・・・これは想定内)
年賀状の準備にも着手しているとのことで、穏やかな日々を過ごしていることに安心しました顔(和む)


私が1月に一週間ほど実家に帰るので、その時はダンナさんも一緒に旅行に行きたい旨を話したら、嬉しそうに

「 いいねー。雪国で雪見酒を飲みたいと思っていたんだよ音譜
 それになんだかんだ言っても、お前が九州に戻ってから心にぽっかり穴が開いた気分だったから、また一緒に過ごせるのはうれしいよ。」

と、弾んだ返事が返ってきました。


2回目のタキソテール投与が12月7日に予定しているし、3回目は年明け早々になると思うので、副作用の状況を考慮しなければならないのですが。
あと1か月半後、また一緒に旅行に行けたらいいな。。。

1か月半前の10月中旬以降、大きく体力が低下していますが、そこからは小康状態が続いているので、この状況を維持してくれることを祈ります。


ちなみに、私が九州に戻る前に打診をしていたホスピスの入院相談が、12月下旬に決定したとの連絡を受けました。
この入院相談の結果、受け入れ可能と判断されれば、この先父が動けなくなってしまった時には在宅医療→状況によってはホスピス入棟が可能な状況となります。

私が遠く離れているので、入院相談に向けた準備(ソーシャルワーカーさんとの打ち合わせや、各種書類の入手等)は母にやってもらわなければならないので、今後はまた母と密に連絡を取っていかなくちゃ。


気が早すぎるかもだけど、いざという時に自分も動揺したり、余裕が無くなってしまうことは容易に想定されるので、その先の準備も始めてみたり。。。
懸念事項は年内にすべて終わらせて、2013年は状況に応じ、敷いておいたレールの上を緩やかに走れるようにしておきたいので。


それが両親にできる私なりの親孝行であり、悔いを残したくない自分のため。

さ、さ、今年も残り4週間でやること・出来ることはいくらでもあるぞ。