先日、脚本家の橋田寿賀子さんの自伝的物語「 妻が夫をおくるとき 」がTBSで放映されました。
私は録画をしていて、昨晩ようやく観ることができたのですが・・・
父と母の姿が重なってしまい、涙なしには見ることができませんでした。
ドラマでは橋田さんの旦那様は肺がんで余命半年と告知されており、私の父は食道がんで余命半年と告知されています。
妻が病床の夫を想い、残していく妻を夫が思う姿は、どこの家庭も一緒なんですね。。。
放送された日は父が入院中だったので、母は一人で自宅でドラマを見たそうです。
やはり、夫を想う妻の心情に共感したと言っていました。
さておき。
8月1日の転勤を前に、丈直しに出していた自分の喪服を取りに行ってきました。
先日は、お葬式用の黒いバッグも購入。
来週には、夫に仕立てたオーダーメードの礼服も出来上がります。
父が亡くなることを前提に準備している自分はなんて薄情な娘なんだと思いつつ、まだ父が元気なうちに、準備はしておこうと。
ただ、本当のところ、まだ父が死と直面している病気に侵されているという実感が無いからこそ、こんな風に淡々とした行動が出来るのかと思うのです。
本当に父の死と直面するようなときになったら・・・
精神的に弱いと自覚している自分が、淡々と行動出来るとは思えません。
そして今日は、週に一度の父の検診日。
昨日はCTも撮影したとのことで、抗がん剤治療1クール目のある程度の結果が出たそうです。
結果は今のところ良好で、父も精神的に元気が出るだろうと母からメールが届きました。
土曜日は、夫と二人で実家に転勤前の挨拶に行く予定です。
姉の二人の娘(父にとっての孫)も土日に遊びに来るそうなので、賑やかに過ごすことになりそう。
やっぱり、家族が基本。
やっぱり、家族が大事。
やっぱり、家族が一番。
父の笑顔を見るのが楽しみです。