昨日、7月8日は抗がん剤投与から丸3日。
父から届いた携帯メールでは、副作用の程度について
「 吐き気がするけど、こんなもんかなという感じ。」
と、届きました。
今後、父には辛いことばかりが続いていくことだろう。。。
かろうじて、第一関門である抗がん剤投与には、苦痛を伴わない状況でよかった。
一喜一憂するべきではないと分かっていても、大切な父を想えば、一喜一憂せざるを得ません。
さておき昨晩、インターネット上で、食道の小細胞がんについての医学論文を探して読みました。
食道がんの中で1-2%という非常に珍しい種類のがんだけに、やはり症例数は少ないのが実情で。
そして、希望を持てるような論文は一つとして見つからず、どの症例も父の病状よりも若干軽い感じではあるものの、どれも厳しい予後を示していました。
・・・余命は天命・・・
一昨日主治医から聞いた言葉が、頭を離れない。
どんなに沢山の症例を読んだとしても、父の予後を言い当てられるものではない。
ベッドの中に入ると、こんなことばかり思う。
なぜ、父のような素晴らしい人間が、このような病に侵されなければならないのか。。。
神様はなぜ、父に、そして私たち家族にこのような運命を与えたのか。。。
人生とは、なぜこれほどにも不公平なのか。。。
父は本当に素晴らしい人だった。
父のもとに生まれてきた私は、最高に幸せだった。
そればかりを、ただただ延々思うばかりです。