中小企業診断士試験14回目の挑戦 -35ページ目

中小企業診断士試験14回目の挑戦

2023年は227点、13点足りず不合格。
2024年196点に後退
2025年も不合格192点に後退
2026年一次試験の6回目の合格に挑む。

二次試験終了から7日目、「ふぞろいな合格答案」でおなじみ同友館さんへ再現答案を送付した。昨年は再現答案といっても、解答用紙のフォーマットもないのにどこに書けばよいのだ、と誰に向けるでもなく愚痴を言ったりしていたが、今年は試験会場からの帰りのバスで早々にメモを纏め、再現答案募集を待ちわびてあちらこちらへ送っている。

これは、潜在意識下では合格を確信しているということか?

先述の通り、事例Ⅱ終了までは合格を確信していた。手応えとしては昨年の三倍だ(当社比)。しかし事例Ⅲ、事例Ⅳと試験が進むにつれてその自信はガラガラと音を立てて崩れた。

結果が解るまでは解らない、と結果CCBDのC(43、47、58、37)であった昨年でさえ期待だけは図々しくしていたのだから、今年も期待するのは仕方ないとしても、我ながら、そんなにはりきって再現答案を送りまくるのはどうかしていると思う。まあ試験勉強から解放された開放感がそうさせるのだと結論付けておこう。

 

せっかく試験勉強から解放されているので、合格していた時の為に心の準備をしておこう。そんな準備はまったく必要なく、単なる妄想だと解っているが、妄想で結構、一年のうちで二次試験終了から結果発表がある12月8日までの約一カ月半しか味わえない、いわば秋の味覚に等しい妄想なので、さんまのように旬な妄想を心行くまで楽しみたい。

 

まず合格発表の瞬間だが、自分の番号を見つけた習慣の表情を記録する為に動画の自撮りをするべきだろうか。これは発表までに要検討だ。

診断協会のホームページで確認する。

自分の番号を見つけた瞬間、先ずは渾身の力を込めてガッツポーズだ。

即座に嫁にスマホからメッセージを送る。

「号泣だ」

「ダメか....」

「うれし泣きだ」

「紛らわしいな」

 

駄目だ、オチが上手く決められそうにない上に余りにむなしい。

妄想している時は結構楽しかったが、活字にしてしまうと自分の愚かさがリアルな現実として自分に迫ってくる。

しかもこんな事をやっていて不合格になった時のショックは計り知れない。

覚せい剤を使用したことはないが、テレビでよく見る薬が切れたときの禁断症状に近い苦しみが、合格発表の瞬間自分を襲うに違いない。

やはり合格した時の心の準備は必要ない。

 

 

 

中小企業診断士試験第二次試験が終了してから五日目、ここ三日毎朝夢を見る。

事例Ⅱのマス目が綺麗に埋まって、しかも作問者の要求に見事に対応している。

「ふぞろいな合格答案エピソード10」に出てくる合格レベルの答案に全く引けをとっていない。

他の三科目をこの一科目でカバーしている。

安心して結果発表を待とう......

いかにも夢だ、夢だと解って時計を確認すると大体5時15分くらいだ。

未だに試験当日に、一生のうちで、そう何度も出すことのない脳内物質を分泌させた効果がまだ続いているかのようである。実質4時間も寝ていないのに、まったく眠くない。

 

結果が発表されてしまうと夢を見る事もできなくなる。これも今だけの特権だ。

眠れないので都合の良いシミュレーションを繰り返す。

合格があるとすればAAACのA。これを見た狸がプッと吹き出す皮算用だ。

現実はCBCDのCくらいか。

不毛な妄想は毎朝繰り返される。

 

あまり妄想を繰り広げすぎると、現実に不合格を突き付けられたときにレバレッジが効いてショックも増幅される。逆に合格すればやはりレバレッジが効いて喜びも増幅されるが、これまで50年以上生きてきてそんな事は起こったためしがない。

 

4年かけて一次試験に通った時は、通って当然だという感想だった。

おそらく合格とは本来そういうものだろう。

特に二次試験にまぐれはないのだ。

 

合格した時の為の準備は特に必要ないが、

不合格の時の心の準備は大いに必要だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

中小企業診断士試験第二次試験が終了して三日目である。

ようやく体調も通常モードに戻ってきた。

昨日までは試験当日の上がりきったテンションを引きずって

身体が疲れているのかいないのか(実際は疲れているのだが)よく判らない状態だった。

そのテンションの余熱を利用して再現答案を一気に作成した。

帰りの高速バスを待つ間とバスの中で記憶を手繰って主要なところはメモに書き出していたので

それほど大変な作業ではなかった。かなり再現性は高いと思う。

再現答案としての質は高いと思うが、当然、解答としての質が高いというわけではない。

しかし再現答案を作ってみて愕然とする事はなかった。

致命的と思われるミスがない分、これから一カ月強、生殺しの目に会うわけだ。

このようなコメントを書く人は往々にして、結果発表当日のブログで

『「え?うそっ、まじ?!」何度見直しても番号がある!』などといかにも信じられません、という

合格のコメントを載せるが、自信ありません、という伏線をたっぷり張っておいての劇的な合格の演出を計算していたとしか思えない。

自分は偉そうに致命的なミスは無かった的な書き方をしているが、事例Ⅳではやはりやらかした。

第二問設問3

「単価が幾らを割り込むと赤字になるか」、

ど楽勝だ、損益分岐点売上高を出せばよのだろう。

CVPは絶対に落とせないぜ...

 

さて

単価を(x)とすると

損益分岐点売上高=固定費÷限界利益×売上高だから
370÷(40⒳-900)×40⒳>0

370÷(40⒳-900)×40⒳=0か?

解けない....

 

たちまちパニックで、直ぐに気持ちを切り替えて記述問題の第4問に取り掛かるが

気持ちここにあらず、第2問が完成していない事が気になって仕方がない。

第一問(25点)第二問(18点)の配点なので第二問が完成していないという事は40点確保できていない可能性が大いにある、などと火に油を注ぐ発想が頭に浮かび益々パニックに。

という事で、

事例Ⅳの足切りの可能性を残しながら

合格を夢見ているとは、本当に夢でも見てるのかと自分に突っ込みを入れたい部分もあるが。

予備校の講師に、御礼のメールを送って状況を説明したところ、受験生のほとんどが同じ対応になったので事例Ⅳでは差がつかない可能性がある、と返信が来て楽天的な私は、ひょっとして、などとその気になっているのである。(だから足切りなら差がつくもつかないもないだろう。)

なので、万が一合格していたら演出なしの

「合格しているとは思いませんでした」

なのである。

これから模範解答が出回り始めてじわりじわりと首を絞められていく事になるのだろう。

予備校で言われた「最後まであきらめるな」という言葉が変に作用している。

 

ところで

バスの中で偶然隣り合わせた、診断士の二次試験を受けてきたという銀行員の人は

バスの中で黙々と再現答案をスマホに打ち込んでいた。

自分はメモの殴り書きで早々に切り上げていたが、その銀行員の人は一字一句忠実に再現しようとしていたようで3時間もの間スマホに打ち込みを続け、時折2チャンネルの解答情報など検索してた。

たった今、一日かけて4事例と格闘してきたのに、この人は本日二回目の試験を受けているようなものである。28歳と言っていたが、仕事の出来る人というのはこういう人なのだろう。こんな人と同じ土俵で勝負していたと思うと少し気が重くなった。来年も受験勉強を継続する事になったら、このシーンを思い出そうと思った。

 

また

試験会場では左斜め後ろに、どう見ても少年、という若い人が座った。休み時間に受験票を覗き見たら生年月日が平成12年になっている。17歳?試験終了後に話す機会を得たので駅に向かう地下鉄の中で診断士試験についてやその他諸々会話したが、まごう事無き高校生だった。二次試験の会場に居たという事は一次試験を突破してきたという事である。それについて率直に疑問をぶつけてみた。高校生に部門間コンフリクトが理解できるのか?と。情報処理試験に同じような内容が出てくるのでそこから類推して対応したらしい。恐るべき高校生。合格したら史上最年少なのではないか?二次試験合格後二年間、診断士登録の猶予があるらしく、今年合格すればぎりぎり二十歳になるので登録に間に合うらしい。

このような経験だけでも今回受験してきたかいがあった。

 

来年の試験まではどう少なく見積もっても350日以上ある。二次試験の受験資格は来年も残しているのだ。一次試験を受けるかどうかは悩みどころだ。受けない事はないだろうと思うが、7回目の一次試験受験はかなり受験回数上位に入るだろう。

 


明日の今頃は問題用紙と解答用紙が配られている最中だ。日常的に出すと寿命を縮めてしまうほどの集中力と脳への負荷を惜しみなく発揮して、これまで出たことのない脳内物質を分泌させて、試験終了時には一部遺伝子が組み変わるほどの経験をしてこよう。元々自分を変えるというのが目的の一つだ。いろいろな課題を達成してくる。(152字)


北陸から名古屋に行くので現実的にツアーである。中京大学にはちゃんと自分用の席が一つ確保されていて22日は終日受験できる手続きが取られている。期日前投票も済ませてある。ここまでこぎつけるだけでも簡単ではない権利を勝ち取ったともいえるだろう。後は四つの事例問題に書かれている指示通りの事を解答用紙に記述すれば良いだけだ。