第4問、「B社が宿泊需要を生み出すためにどのような施策を行うべきか」
「宿泊需要を生み出したい」ための施策なので、
「大浴場が無い」B社は当然「大浴場を造る事」と、
時間が無かったこともあり、因果関係の説明もなくズバリ書いた。
しかし、幾つか再現答案を見渡してみると、
「銭湯とのコラボ」と書いている人がちらほら見受けられ、
何故銭湯だ?と与件文を改めて読むとB社があるX市商店街には
「銭湯がある」と書いてある。
見落としていた、痛恨の見落としだ。
大浴場が無いB社がある、X市商店街に銭湯があるのであれば
当然にそれを利用するのが施策だろう、
出来たつもりになっていて結果51点だった昨年の事例Ⅱの記憶が
生々しく蘇ってきた。
と、見落としに気付いた今朝からかなり落ち込んでいたが、しかし
今、冷静に考えてみたら、老舗旅館で、大浴場が無いのは致命的だろう。
夜中でも風呂に浸かれることが旅館の醍醐味の一つであり、
銭湯を利用してまでB社の旅館に泊まりたい理由は見いだせない。
そう考えると、「銭湯」は作問者のトラップだろうか?
銭湯があるからと言って、旅館に対して、積極的に銭湯の活用を
提案する中小企業診断士がいたとしたら、如何なものか、と思う。
B社は食材のロスと人件費とを考慮して、創業以来夕飯も提供していないのだ。
そのB社が「宿泊需要を生み出したい」という相談に来ているのに、
「お客に、銭湯を利用させなさい」という提案はない。
一喜一憂は続く。