斉藤立選手 | おもて梨の心

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柔道100kg超級。

斉藤立選手。

お父さんはロサンゼルス・ソウルと2連覇した斉藤仁さん。


斉藤先生には、学生の時少しお世話になったので特別な思いで見ていた。


立選手は高校生の時初めて見て、とんでもない怪物が出たと驚いた。

順調に成長するかと思ったけど、故障して数年順調さを欠いていた。


全試合を視聴。


初戦の前回の東京大会金メダリストに一本勝ちした時は涙が出た。


結局は準決勝も3位決定戦も敗れ、個人戦は終わった。


彼の試合を見て気づいた事。


①体重超過

160kgだそうだけど、145〜150kgが良いと思います。

自分の体重に負けて足がつらそうに見える。

私も無差別級だったからわかるけど、世界の選手のパワーは半端ないから、私も142kgまで増やしたが、結局は足運びが悪くなったので130kgで対応した。

10kg違うと疲れにくくなるのでお勧めしたい。


②スタミナ不足

選手経験者はわかると思うが、試合に臨む前かなり気持ちを高揚させないと身体が動かない為、試合中のスタミナロスが早くなる。

高山ランニングや長距離遠泳などをおすすめしたい。

呼吸法を覚えてほしい。


③初動を早く

コレは体に切れ味を出すために必要。

初代タイガーマスクの佐山サトルさんも蹴り技は動き出しの初動を早くすると言ってたらしいです。

切れ味は技の印象も良くなる。


④肘使いを柔らかく

女子で優勝したブラジルの選手、この人の肘の柔らかさは凄かった。

肘が柔らかいと、組み手争いが有利になる。相手が切り辛くなる。


あとすごき気になったのは、斉藤選手の練習風景を見たのだけれど、投げ込み練習で投げた後、勢いに任せて自分も転がるシーンを見たけどアレはやめた方が良い。

軽量級の選手はパワーが無いため、一緒に転がるのは仕方ないけど、重量級は身体が重いから一緒に転がる必要はない。楽したくてやりたい気分になるのはわかるが、今回の3位決定戦見ればわかるが転がりやすくなるクセが出る。だから巻き込まれる。

踏ん張って投げる癖を日頃からやるべきです。


これは斉藤選手だけじゃなく全ての重量級選手にいいたい。

優勝したリネール選手の強みは結局ボディバランスなので。


なんか、ちょっと思ったんですよ。

今日負けるなって。

で、ロサンゼルスで優勝して、お父さんと一緒でロサンゼルスで初優勝じゃないかってね。

その方がドラマチックでしょ。

4年後26歳。

1番良い時期。


今日の団体戦も出るみたいだけど、頑張って欲しい。