巨人ファンによる大城叩き | おもて梨の心

おもて梨の心

人優梨同
(人の心は梨汁と同じ。)
日本のまごころ、梨心。ヾ(。゜▽゜)ノ

打てるキャッチャーと「一部で」言われている読売巨人軍の大城卓三選手(31歳)。


昨日の逆転負けも打てない、守れない、リードできないという事でSNSで巨人ファンから相当叩かれてます。

大城を擁護する人はピッチャーが悪いと言い返す有り様。

最悪の状況。


そもそも大城選手はプロ野球選手としてどうなのか?

生涯成績

はっきり言って、この成績では「打てるキャッチャー」とは言えない。

普通のキャッチャー。


打てるキャッチャーとは、どういう人か。

私たち世代でいうと、元ヤクルトの古田敦也。

彼の生涯成績。

この様に基本3割を打つ。

しかも古田敦也は、キャッチング、リード、フレーミング、盗塁阻止率、どれもNo.1。

この人を体験してると、大城選手は物足りないどころか論外となる。


リード面は別にして、打てるキャッチャーというと、元ソフトバンクの城島健司。

彼のNPBの生涯成績。

高卒でこの成績はすごい。

ホームラン30本は当たり前。


そして阿部慎之助。

これを数年前まで見ちゃってるから、大城を打てるキャッチャーとは言いづらい。


では、大城ぐらいの成績で勝てるキャッチャーはいないのかというと西武の伊東勤。

打撃成績は普通だけど、彼は巨人V9の主戦キャッチャーだった森監督の元で鍛錬している。

そこでリードや配球や試合の読みなどを学んでいた。


つまり、打てなくても守れれば勝てるという事。

その為には、野球IQインテリジェンスクオリティを上げる事が重要。

そのIQを元にしてトレーニングをする。


これは野球に限らず全てのスポーツに言える事。


戦略と戦術と精神力この3つは、戦いに必要な三要素。

そこに技術的理論と体力と耐力をつけるトレーニングをする。

私が強化選手時代に学んだ事です。


大城擁護する人は「反省すればいい事」というが、言ってる人が反省ってどういう意味か理解していない。

まず反省とは、謝罪ではない。

反省とは、なぜ失敗したか、確認をする為に省みる事。

そして根本原因を探し、2度と同じ過ちを起こさない事。

これが反省のやり方。


今回の大城選手に、反省と言ってもそれは無駄というもの。

何故なら、大城選手が失敗したんじゃなくて、他球団の解析班が大城選手の配球の傾向や性格、ジェスチャーを送る時などのインプレーでの癖も全部見破っていたという事。

癖というのは治したくても治らない。


特に広島カープのヘッドコーチの藤井ヘッドコーチは、元キャッチャーだけに大城選手を完璧に解析していた。

だから昨年広島カープは巨人に圧倒的に勝ち越した。

主戦キャッチャーを潰すと潰されたチームは相当な影響を受ける。

ましてや打てるキャッチャーなら尚更。

主戦キャッチャーがいなくなれば、チームの打撃力も落ちる。

それが今の巨人であり、大城の状態。


主戦キャッチャーを潰せば試合に慣れてない2番手キャッチャーが出場する事になる。

そうなるとピッチャーが不安になる。そして打たれるという悪循環が生まれる。


となると打てなくてもいいから、リードやキャッチングの上手い人にやってもらいたいが、その為にはキャッチャー以外の打撃陣を強化しないといけない。

出塁率に良いトップバッター。

繋ぎの上手い2番。

3割30本打てるクリーンアップ。

最低でもこれだけ必要。


今巨人がだめなのは、出塁率の悪い門脇。

弱くて老朽化したクリーンアップ。

これが原因。

これは監督のせいではなく、打撃陣を補強できなかった編成の責任。

編成の失敗を阿部が被ってるという事。


事態が事態だけにオコエと萩尾には、もう当てるバッティングじゃなくて、相手を威圧するぐらいの雰囲気で強振するバッティングをさせた方が良い。阪神森下の様に。

それか何十億出してジャッジとかタティスJr.とか取ってくるべき。

このまま我慢くらべだと夏場にピッチャーが息切れしてしまいます。


まだ開幕1カ月だけど外国人2人早く連れて来てください。