今の韓国でのIVEのファンはIZ*ONEを知らない人が多い。と、よく言われています。
この意見は正しいと思います。
よ〜く思い出してみますと、実はIZ*ONEは、韓国でのメディア露出度がほとんどない。
2018年10月29日デビュー。12月から日本デビューの準備。
2019年は、日本活動とKCONとワンマンツアーに力を入れた為、カムバックはVioletaのみ。
そして、魔の11月を迎え、収録してた韓国のバラエティ番組など全てお蔵入り。
2020年2月復帰を果たしたが、ミュージックバンクなどはカムバックインタビューも無し。更には出演抗議が出た為に1回で出演終了。
他の地上波も腫れ物に触るような感じの扱いの為、歌番組だけでなくバラエティの出演などもほとんど無い。
で。例の病。
流行病の為日本にも来れなくなる中、6月に幻想童話でカムバック。
ミンジュの音楽中心MCが決まり実質ここから再スタートだが、12月のpanoramaで活動終了。
12月にユジンが人気歌謡のMCが決まったが、例の病で1位獲得の放送が無くなる。
2021年、もうネットの活動しかほぼ無い。
3月、急なオンラインコンサートが決まりそこで終了。
全然韓国メディアに出なかった。
それも一般層が見るバラエティなどのグループでの出演は無い。
itzyはこの間、一般受けの良いバラエティ番組に出まくってましたからね。
だから認知の差が出てしまった。と私は思っています。
スタシが悪いみたいな事をいう人がいるが、何もしないMネに対して、自らのコネクションでユジンとウォニョンの仕事を確保しに行ったスタシは、有能だと思います。
ウォニョンがミュージックバンクのMCなんて、出演抗議でIZ*ONEが出れなかった時想像できましたか?
逆にスタシの覚悟が凄いと思いましたね。Mネとwizoneを切ってでも勝負に出る所。
多分マーケティング調査もしているだろうから、思いの外、国内での効果が薄かった為動いたのではと思います。
IZ*ONEは高校野球みたいな物ですよ。
有名高校で全国から選手を集め甲子園に出て、1年では優勝したが、2年の夏で不祥事が起き出場停止。3年で大会そのものが流行病で廃止になってしまった。
その後、プロか社会人か大学か、それぞれの道に行く。
IZ*ONEも、グループアイドルになるメンバー・ソロ活動するメンバー、古巣に戻るメンバー、女優になるメンバー、それぞれの形跡が、まるで高校球児みたいだなって。
活動期間も高校の部活と一緒で2年半だしね。
そう思って見た方がいいんじゃないかなぁ。
よく野球好きのオヤジがいるじゃない。
「俺は、高校時代の大谷翔平を見たんだよ」とかね。
それと一緒で「私はIZ*ONEのウォニョンにハイタッチとサインをして貰ったんだ」って。
これほど稀少で貴重な思い出は無いと思うよ。
ウルトラマンメビウスのワンシーンでサコミズ隊長役だった今は亡き「田中実」さんの台詞。
「出会い、別れ、喜び、悲しみ…人間って面倒臭い生き物なんだ。
でもね…時が来ればそれが思い出というものに変わる。
その『思い出』が何も無い事が一番人間にとって悲しい事かな。」
思い出って、案外良いものですよ。