オーディション系の難しさ。 | おもて梨の心

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先日、ここで書いた「SACO PROJECT」の話。

 

参加者の中で、精神的に追い込まれて途中棄権した方がでました。

こういう話は、オーディション番組では当たり前の事なので、仕方ないのですが。

昨日のYouTubeの最初の方に、説明書きみたいなのがあり、今後の展開など書いてあったのですが。

5月にメンバー発表、11月にデビューという展開。

個人的な感想で言うと、メンバー選出も早過ぎるし、デビューも早過ぎる。と感じました。

 

多くのKPOP系のオーディション番組を見てきた方ならわかると思いますが。

グループ結成まで、面接から1次オーディションまで3ヶ月、お披露目から放送まで3ヶ月、そこからメインのオーディション番組を3ヶ月というのが、普通のパターン。

今回の1月の応募から5月9日でメンバー決定っていうのは、とても早すぎます。

さらに懸念されるのは、KPOP系のオーディションは、参加者が事務所の練習生で最低でも1年間修行してる子が参加する。

今回は全くの素人が参加というのに、11月デビューって。そんな簡単でいいの?と正直感じてしまいました。

 

最初にプロデューサーの槙田さんが掲げた理想と、少し離れた感じになってしまってるなぁと。

 

IZ*ONE結成まで見た方ならわかると思いますが、私が思い出したのはこのシーン。

ユンジョン先生(KARAのミスターなどの振付師)が「KPOPはダンスをシンクロさせる事に重きを置くが、日本では合わせる事は重要じゃないの?」と聞くと、HKT48の今田美奈さんが「ダンスを合わせるよりも、愛嬌が日本のアイドル…。」と答えてしまう。

これにより、実力審査でAKBグループの8割がA〜Fのうちの最低クラスのFクラスになってしまう。

何年やってきたじゃなくて、何年何をやってきたか?が重要だと気付かされるシーン。

デビューしてるのに、この実力の無さに自信を深める韓国の練習生達と、絶望感を味わうAKBグループのメンバー。

奮起をして頑張る矢吹奈子さんのような子もいれば、第2話で早々に自ら帰国する者もいた。

 

対照的なのは、韓国練習生のレベルの高さ。

私の推しのチェヨンは、ただ踊るだけでなく、このダンスの振り付け構成も考えてきた。

圧巻は無茶振り即席フリーダンス。

これが世界標準だとわかった瞬間でした。

 

今回の企画が、NiziUが「虹プロ」からの「虹かけ」で爆誕したのを受けて持ち上がった話だと思われてしまうのがちょっと残念かな。

もう少し時間が欲しいのと、せっかくYouTubeのチャンネルがあるのに、全然利用してないのは改善点。

プデュの時、練習生が1分間アピールというのをやっていた。

 

プデュジャパンでも。

こういうのをドンドンやって欲しいですね。

ファンは推しの為に再生回数をあげたりとか、応援コメントを送ったりできますもんね。

 

ミックスチャンネルですか?あれは必要なのかな?

ファンとの交流は、もう少し先に行った方が良いと思う。

今は練習に集中させる事、そして蓄積された疲労を回復させる休養も必要だと思います。

本来休養すべき時間に、無理矢理生放送させるのは、どうなんだろう?って感じます。

コレでは精神的に追い詰められても仕方ないですね。

 

ああいう生放送は、最終段階のメンバーを決める前日とかに行った方が良いかなと思いますよ。

それまでは、YouTubeにあがった1分間アピールのコメ欄に応援コメを書けば良いと思います。

 

今田さんの言う「ダンスよりも愛嬌(練習よりもミクチャ)」が優先されてるスケジュールに「あぁやっぱり日本のアイドルは、女子目線で作られないんだね」という印象が残りました。

 

今ならまだ間に合うので、もう少しシステム的に改善した方が良いと思います。