MacからMacへ、Thunderboltでデータを移行する方法。 | デカの日常

MacからMacへ、Thunderboltでデータを移行する方法。

備忘録を兼ねて・・・

 

 

 

 

 

 

まず結論からお伝えすると、移行アシスタントにおいてThunderbolt接続でデータを移行する場合は、

 

・2台のMacをケーブルで繋ぐ

・移行元のMacをターゲットディスクモードで起動

・移行先のMacで移行アシスタントを開き、移行元のMacintosh HDのロック解除用パスワードを入力する。

・移行が完了したら、ディスクの取り出し操作をして、移行元のMacの電源を落としてからケーブルを抜く。

 

ここからは失敗から成功までの物語になります。

 

 

 

 

 

ケーブルと時間を無駄に

 

MacBook Airを購入し、iMacのデータを移行する際に2回ほど失敗しました。

 

 

その1:Time Machineから移行

蓄積した膨大なバックアップファイルか、もしくは外付けHDDも内包してバックアップしていたのが原因になったのか、一晩かけても移行が終了しませんでした。

 

 

 

その2:Thunderboltケーブルで移行

これまでの私ならTime Machineのバックアップを削除して、一からバックアップを作り直し、新しいMacに移行していました。

 

しかしそれでは外付けHDDを介してデータを移行しているだけ。

新たにバックアップを作る時間がもったいない!

 

それならMac同士をケーブルで繋いで移行したほうが、

バックアップ作成の時間が不要で、SSD同士なのでより高速にデータを移行できます。

 

 

そこで私はビックカメラでThunderboltケーブルを購入し、

 

移行アシスタントを開いたものの、

なぜか転送速度が遅いWi-Fiでしか転送できない!(画面にピアツーピアと表示されている)

 

この時点でMacBookの到着から24時間が経過していたため、有線での移行に固執するのをやめ、次の方法を選ぶのであった。

 

 

 

その3:Time Machine

諦めた私はバックアップを作り直して移行することに・・・

移行は成功したけど、心にはモヤっとした謎が残る結果に。

 

しかもこのままではThunderboltケーブルと時間を無駄にしたまま。

 

 

転んでもただは起きないぞ!

 

 

 

 

 

謎多き?移行アシスタント

 

有線での移行ができなかった理由を考察しつつ、移行アシスタントの仕様を検証しました。

 

まず公式のサポート記事を見たものの、有線での移行について記述がない!

 

しかも公式動画でもなぜかWi-Fi経由での移行を紹介している・・・

マジか〜w

 

 

まず移行アシスタントは、無線と有線の両方でデータ移行が可能です。

 

【無線】

・Wi-Fiでデータを移行。

・移行元は、MacやTime Capsule(NAS)など。

 

ケーブルは不要だが転送速度は遅い。

 

 

【有線】

・ケーブルを使ってデータを移行。

・移行元は、MacやTime Machineバックアップなど。

 

ケーブルが必要だが転送速度は速い。

 

Appleからすると「手元にケーブルがなくてもデータ移行ができるんです。そう、Macならね♪(キリッ」ってことなのでしょうが、私にはそれが裏目に出て混乱したのです。

 

 

 

 

 

ケーブルを繋ぐタイミング

 

※ここからは冒頭の内容をより詳細に、時系列で記したものです。

 

有線で移行するには、まず移行元のMacをシステム終了し、ターゲットディスクモード(電源を入れた直後にキーボードのTを押したままにする)にします。

余談ですが私は初めてターゲットディスクモードを使いました!

 

 

移行先は手順に沿ってセットアップを進め、

 

情報を転送するところでケーブル繋ぐと、

 

移行元のMacintosh HDが外部ディスクとして表示されます。

 

Macのロック解除用のパスワード(あるいはFileVaultを設定している方はそちらのパスワード?)を求められた場合は入力。

 

ロックが解除されるとデータの移行が始まります!

「よーし!これで40Gb/sの高速転送が使える!」と喜んだのも束の間、なぜか数百MB/秒ちょい、良くて300MB/秒しか出なかった(´・ω・`)

 

 

iMac 2020はThunderbolt 4に対応しているのに・・・

 

とはいえ900GBのデータが、1時間で転送できたので細かいことは気にしない。(理論値や伝送効率のこともありますからね)

 

 

移行が完了したら、ディスクの取り出し操作をして、

移行元のMacの電源を落としてからケーブルを抜きます。

 

 

 

 

 

有線で移行できないパターン

 

これまで私は有線で移行する場合、移行元のMacを起動(ログイン)したうえで移行アシスタントを開き、ケーブルを繋いでいましたが、

このやり方ではどうやら無線で移行する模様。

 

 

ただYouTubeにはこのやり方で、有線接続で移行できてる人もいます。

同様に試したものの、私の環境ではなぜかできませんでした。

 

 

Appleのソフトウェア担当者には、ネットワーク上と有線接続で検出したデバイスを区別して表示するべきだと申したい。

↑従来の表記

 

↓改良イメージ

そして"ケーブルを使用して別のMacから転送するときは、そのMacをターゲットディスクモードで起動し、このMacに接続してください。"という文言も追加するべきだと思います!

 

 

 

ひとまず現状は、

有線で移行するなら、

ターゲットディスクモード!

 

これが私の結論でした。

 

 

 

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では♪(´ε` )

 

 

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