6th iPod nanoの液晶を交換してみた。 | デカの日常

6th iPod nanoの液晶を交換してみた。

このブログで最も多くのアクセス数とコメント数を誇る記事、6th iPod nanoのスリープボタンを修理する。

これまでも記事の追記部分で触れてきましたが、2年ほど前から私の6th iPod nanoのタッチパネルの液晶の調子が良くないのです・・・

 

※画像をクリックすると1度だけGIFが再生されます。

 

具体的には、バックライトの一部が(切れかけの蛍光灯のように)薄暗くなりチカチカとチラついてしまう症状が出ていました。この症状、設定でバックライトの明るさをデフォルトより暗くさせるとたまに出る程度で、タッチパネルの操作には支障はないので放置していました。

 

そんな今年の夏、高校時代の友達数人と久しぶりに再会する機会があり、そのとき高校時代に初めて自分のお小遣いを貯めて買ったこのiPod nanoでFMを聞いていました。(自宅でね)

そのときタッチパネルがチラつく症状が出ていたことを思い出し、この機会に高校時代の思い出が詰まったiPodを修理してみることに!

ちなみに昔コレクションしていたiPodは、6thと7thを残して何年か前にほとんど売ってしまいましたw

しかも7thもバッテリーが膨張して壊れてしまったので、手元にあるiPodはiPod Videoと5th iPod touchを合わせた計3台だけです。

 

 

【注意】

以下の作業は自己責任で行ってください。

こちらでは一切の責任を負いません。(お約束)

 

 

余談ですがAppleはすでに6th iPod nanoをオブソリート製品に加えていて、公式の修理サービスが利用できないので、Amazonから以下のパーツを取り寄せます。

私は過去にiPhoneのバッテリー交換キットを買っていて、基本的な分解ツールは持っているのでこちらで無問題ですが、初めての方は分解ツールがセットになっている商品の購入をオススメします。

 

スリープボタンの修理に比べれば簡単だと思いますが、iFixitの修理手順を熟読しておきましょう。

 

 

■修理開始!

修理に使ったのは下の画像にあるものと、画面を開けるためのドライヤーとヘラがあれば十分。

 

まず画面にドライヤーを近づけて10秒ほど接着剤を加熱し、スリープボタンを修理したときのように糸ようじで画面を外そうとしたのですが、3回ぐらい取り外しに失敗しては加熱を繰り返す私。

途中でようやくiPhoneの画面を開けるオープナーの存在を思い出し、それを使ったらいとも簡単に開けられました。

 

 

そして届いたパーツがこちら。

 

そして新しい画面のベゼルについている両面テープの透明の剥離テープ(下画像左、点線部)と、リボンケーブルの両面テープ(同、丸部)に関してはケーブル同士を貼り付けてまとめ、基盤に取り付けます。(リボンケーブルの作業は強いてやる必要はないかも)

 

また下の画像の矢印で示しているツメのようなゴム製パーツは、画像の丸で示した本体のスペースに戻しておきましょう。

これがないと組み立て後に画面と本体の隙間から光が漏れてしまいます。

 

あとは画面を仮組みした状態で電源を入れ、問題がなければ本体に接着します。

私は元々の黒い両面テープを剥がしてGクリアで接着しましたが、今思うとドライヤーで両面テープを加熱して圧着すれば再利用できたかな〜とも。

 

ただどうしても本体向かって左側の接着がうまくできず1度は組み直したのですが、下手に手を加えてパーツを壊す前にやめましたw

分解してみるとわかるのですが、本体側の"のりしろ"部分の幅が均等ではなく、コの字にはうまく接着できるのですが左側はあまりにも"のりしろ"の幅が狭くて難易度が高すぎました(笑)

個性的なiPod nanoで最も好きなモデルですが、スリープボタンの故障のしかた然り、本体の設計には無理があったことが伺いしれます。

 

■修理完了!

画面表面の保護シートを剥がせば、いよいよ修理完了です!

 

 

お疲れ様でした〜\(^o^)/

交換した画面は若干色温度が高く、目に優しいクリーム色の画面でした。寝る前にラジオを聴くために操作することがほとんどなので、目に優しくてありがたいです。

 

 

最後に需要があるかはわかりませんが、マニアのために純正パーツと交換用パーツの比較画像を載せておきます。

 

最近このiPodでFMラジオ(平日はNHK-FM。土曜の夜はワイドFMでオードリーのANN)を聞きながら床につくのがブームです。

 

 

では♪(´ε` )