7th iPod nanoのバッテリーが膨張して壊れた話
この前、私が懐メロ専用機として使っている7th iPod nanoのタッチパネルが、内側から押されていることに気づき(なんとなく嫌な予感がしたのですが)それを放置したまま机の引き出しにしまい、2週間弱が経過した頃にもう一度iPodを使おうと取り出してみると・・・
タッチパネルを押しのけるほどの強い力でバッテリーが膨張していました!
当然液晶画面も割れてしまいこんな姿に・・・
USB経由で電源に繋ぐと反応するものの、バッテリー駆動はしなかった。
以前からiPod nanoのバッテリーは基盤にはんだ付けされていて交換はほぼ不可能なのを知っていたので、最後は分解して楽しむことでこのiPod nanoの役目を終えていただくことにしましたm(_ _)m
分解にあたってはこのブログでお馴染み、iFixitを参考にします。
ネジ穴が1つも見当たらない美しいデザインの本体にある、Bluetoothアンテナのカバーを剥がし、3つのネジを外すと固定されている画面が外せるようになります。ただ今回はバッテリーの膨張によって、画面とバッテリーを一体にさせているアルミのフレームがへしゃげているのでなかなか外せません。
本来なら下の画像のように(上から)ガラス製のタッチパネル一体型の画面、アルミフレーム、バッテリーがひとつに組まれています。このフレームの側面にあるツメが筐体側のツメと噛み合うことで画面が固定されているのですが、力ずくで外すあまり下手にバッテリーに穴でも開けようものなら最悪の場合は火を噴くこともあるため、本当に厄介で厄介で・・・(苦笑)
しかたなくガラスパネルを剥いでから、力ずくで(でも慎重に)画面とバッテリーを本体から剥がしていきます。
↑理科の実験で使ったスライドガラスみたいでした(笑)
そして取り外したバッテリーがこちら。このバッテリーに私のお腹を重ねて見てしまいました・・・w
とりあえず危険な雰囲気がするので、バッテリーを外して(チョコレートが入っていた)フタのできる缶に移動させました。よく観察するとバッテリーのケーブル周辺に透明な液体が付着しているので、原因は液漏れなのでしょうか??
なんとなく分解して筐体だけにしてみた。
アルミ製なのでこれだけだと拍子抜けするほど軽いです。
ちなみに基盤は何も被害を受けていなかったため、Macと接続してみると・・・
反応するではないか!\(^o^)/
この500円玉と同程度の大きさの基盤に16GBのデータを保存できると考えると、捨てるのはもったいないので、また組み立てることにしました(笑)
でもただ組み立てても画面が真っ暗で味気ないので、購入時に画面保護を兼ねて貼られていたダミーの画面を切り取ってガラスパネルの内側に貼り付けると・・・
シレッと机に置いたら騙されそうな見た目が完成w
iPodとしての機能は一切使えませんが、データを保存するフラッシュメモリーとしてはイイ感じ♪
これまで中古を含めて何台もAppleの製品を使ってきましたが、こんな風にバッテリーが膨張して壊れるのは初めてだったので驚きましたね。(ネットを検索してみると、バッテリーが膨張すること自体はそこまで珍しくないようですが)
しかも月に数回は使っているiPodだったのもあって、購入から3年半ほどで壊れてしまうなんて地味にショックでした・・・
それからつい先日、AppleがiPod nanoとshuffleの販売を終了するニュースが飛び交い、ひとつの時代の終わりを感じましたよね〜
今後懐メロはiPhone 5cに入れて聴くことにしました(´・ω・`)
では♪(´ε` )