脱つんどく!今つんどく何冊目? -34ページ目

後発医薬品なぜ普及しない? パート1

後発医薬品がなぜ普及しない? パート1

としてこのテーマでくどくど書いてみたいと思う。


まずはどれくらい普及していないかの数字から。

後発医薬品、シェア20% 9月時点、目標の30%遠く

ま~当然でしょうな。

今の制度のままなら普及するはずもなく・・・

>2007年の前回調査からわずかに1.5ポイント上昇しただけで、12年度の目標30%にはほど遠い水準だ。

後発医薬品はアメリカで50%超、イギリス、ドイツでも40%以上普及(数量ベース)しているにもかかわらず・・・

なぜ日本では2007年から1.5ポイント上昇の、2009年9月時点で20.2%(数量ベース)に留まっているのか?

答えとしては・・・

『めんどくさい割に、最終的に薬を渡す薬局が儲からんからですひらめき電球

儲からんと言うと誤解が生じるかもしれないが、ほぼ先発医薬品から後発医薬品に処方を変えると利幅は減ると思われる。

他の物で考えてみると良く分かるかと思う。

例えば、化粧品A、Bという2つの商品があったとする。

化粧品Bは化粧品Aと99%同じ内容、組成成分で作っているコピー商品である。

以下A、Bと省略して表示する。

売価はAが10,000円で、Bが5,000円とする。

粗利率はAが13%で、Bが20%とする。

粗利益はAが1,300円で、Bが1,000円となる。

店の店員だと仮定して普段、化粧品Aを使っているお客さんが『
A、Bどっちの商品が良いですか?同じ内容なら化粧品Bの方がお得かしら?』とお客さんに尋ねられたら何と答えるだろうか?

内容はほぼ同じなのでBの方がお得ですよ!

と答える正直な店員さんも中にはいるだろうが、

Aの方がBを売るより300円儲かるのだから・・・と考えて、『
AとBはほぼ同じ商品とは言いますが、あくまでもBはコピー商品でして99%同じですがまったく同じとは言えません。なので化粧品Aで調子が良いのであれば継続してご購入された方が良いのでは?』とトークを誘導する店員さんの方が自然かと思う。

もちろん1%の違いで、化粧品Bに変えて肌に合わずアレルギー反応が出るというケースもあるかもしれない。

そこへ、国から『できるだけ化粧品Aをご購入希望のお客さんには化粧品Bがほぼ化粧品Bと同じ内容である事を説明し、化粧品Bの方を積極的に販売するように!!』とお達しがきたとする。

できるだけ・・・っていうのがポイントで、義務じゃないし利幅のある化粧品Aを売ろうと思う店員がいてもおかしくない。

さっきの1%の違いにより引き起こされる可能性も無視できない!っていう主張される店員さんの言い分も否定はできないと思う。

ここで話を先発医薬品と後発医薬品に戻すと、化粧品A=先発医薬品、化粧品B=後発医薬品と考えて頂くと、なぜ普及しないのか分かるのではないか?

もちろん、化粧品AとBの売価と利益率によりケースは変わってくるは了解して頂きたいが、概ねこんな感じではないかと思われる。

>『めんどくさい割に、最終的に薬を渡す薬局が儲からんからですひらめき電球

儲からないという部分の説明はできたかと思うが・・・

長くなってしまって何がめんどくさいか?まで話が及ばなかったので次回にしようと思う。

何がめんどくさいか?

先発医薬品から後発医薬品への変更に至るまでの行程が煩雑すぎる。

①患者さんに『後発医薬品とはなんぞや?』の説明。

②患者さんに『後発医薬品と先発医薬品
がほほ同じである事を文書で説明し変更への同意を得る。

③もちろん後発医薬品の備蓄。備蓄している後発医薬品にも数社から発売されていても備蓄している後発医薬品に変更してもらえるよう患者さんの同意を得る。

④後発医薬品に変更したら、その旨を医師に報告する。

①~④の作業を初回変更時に毎回行う事は物理的に相当の負担を強いられる事になる。

よって後発医薬品の使用量が伸びてこないのだと思う。

もちろん、採用薬自体をすべて先発医薬品から後発医薬品に変えてしまう。といった事をしている病院や薬局もあるだろうから微増ながら増えるとは思う。

しかし、純粋に処方は先発医薬品でそこから、後発医薬品に切り替わった、『切り替え率』で算定したら相当低い数字だと思う。

ジェネリック革命―国民が薬を選ぶ時代へ
ジェネリック革命―国民が薬を選ぶ時代へ

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

【マクロミル】アンケート会員募集中!謝礼ポイント有

人気ブログランキングへ