まさかと思っていたが本当に
こんな展開にするとは…。
よくもやりやがったな!NHK!
紫式部があの世で泣いているぞ。
これは紫式部のみならず
「源氏物語」への冒涜でもある。
何だよこれ?
平安時代の事を何も知らない
現代の視聴者に媚びてるの?
こういう話にすればウケるとでも?
この回を観て「ああ、もしかして
こんな事もあったのかもね~」と
思う視聴者がどれほどいるだろうか。
脚本家が何を狙ってこんな展開に
したのかがまるで分からない。
今回まひろの産んだ娘は
実在の藤原賢子の事に違いないが、
彼女は後に後冷泉天皇の乳母となり
「大弐三位」と呼ばれるほどの
高名な女性となる。
が、若い頃は
藤原頼宗と恋愛関係にあった事が
知られている。
あのね、頼宗って道長の次男だよ?
そうなるとつまり賢子は異母兄と
恋愛したという事に!
このあたりの事、脚本家はどう
お考えなんでしょうか?
そこまではドラマにしないから
責任が無いとでも?
あ~もうやだやだ!
大体、石山寺という”み仏”の前で
そんな不謹慎極まりない行為するか?
そもそもこの2人は、相思相愛の仲を
引き裂かれるような大きな障害が
あったっんだっけ?
違うよね。
まひろが「正妻でなきゃ嫌だ」とか
屁理屈こねて三郎を振る形で離れた
んだよね?
それできっぱり別れたんなら
まだしも、その後も何かにつけて
ズルズルと逢瀬を持ってさ・・・
全然理解出来ないわ。
そして今回の妊娠を快く許す
夫・宣孝も嘘くさい。
色々言葉を尽くしていたけれど
まひろと一緒にいる事で道長からの
恩恵を受けようとする打算的な
男にしか見えないし。
どうすんだろ、これから。
この脚本家はかつてインタビューで
「枕草子」を軽く見ているような
発言をしていた。
が、今回の話を視聴して
彼女は「源氏物語」さえも
軽く見ているのだと思った。
だってあんまりでしょ。
紫式部の娘が藤原道長との間の
不義の子だなんて・・・。
ふ・ざ・け・る・な~!
まさか脚本家はこれを
”光源氏と藤壺宮の不倫”に重ねて
描いたんじゃないでしょうね?
(鳥肌!)
だとしたら「源氏物語」も
浮かばれないよ。
今回は、彰子入内とか
実資が屏風の和歌を断ったとか
詮子が一条から毒親認定されたとか
定子様が敦康親王をお産みになった
とか盛り沢山のエピだったのに
その感想どころじゃ無くなっちゃったよ。
この怒りと失望をぶちまけないと
どうにもこうにも治まらないので、
まずは投稿させていただく。
あ~あ、
何だかとっても気持ち悪いモノを
見せつけられた気分・・・。