あ~もう何やってんだか!
前回の記事で「これも絶対書こう!」と
思っていたのにすっかり忘れてしまい、
たった今その事を思い出した
それは一条が行成くんに紹介した
紀貫之の歌
夢路にも 露やおくらむ 夜もすがら
通へる袖の ひちて乾かぬ
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この歌の「夜もすがら」の部分に
ハッとしたのでした。
何故なら定子様の辞世の歌にも
この言葉が入っているからなのです。
夜もすがら 契りしことを 忘れずは
恋ひむ涙の 色ぞゆかしき
「夜もすがら」という表現は
和歌の世界ではありふれたものだった
のかもしれません。
しかしドラマの中で一条が敢えて
この歌を「中宮が好きな歌」として
選んだ理由には、もしかしたら
定子様の辞世の歌へと繋がる伏線も
あったのではないか?
と、私は感じてしまったのでした。
脚本家さんのちょっとした謎かけ
だったのかな?
あるいは私の考え過ぎか?
ともあれ追記させていただきました
ふ~。