OL進化論 27~ | デブリマンXの行方

デブリマンXの行方

いつか見えない社会問題になると信じている自分のような存在について、自分自身の人生経験や考えたこと、調べたことをまとめ、その存在を具体的にまとめることを目的とする。

 

 

 

古本屋でまた「OL進化論」を見かけた。

こういった長編の作品は、すべて集めようという気になるにはかなりの愛着が必要であり、そこまで至るのは稀。わたしの場合、漫画を全巻揃えても、その中で読み返す部分のみを残して他を売却してしまうことも多いため、この作品のようにストーリー性がそれほど大切ではないものについては手の出し方に少し悩む。

 

悩んだ結果、27巻から29巻の直前までを購入。

なぜ27巻からなのかと言えば、この漫画の主人公(?)であるジュンを中心とした話が減るからである。

26巻を見ていると、ジュンを中心とする個性豊かなキャラクターの日常ネタがやや多いと感じるが、27巻以降はそれが減り、一般論ネタや社会風刺的なネタが多いと感じた。

わたしはこの作品から女性の本音や隠れ一般常識を学びたいと思って購入しているので、個性の強過ぎる主人公はニーズにマッチしていないと言える。個人的に好きなキャラを推すのであれば、課長の奥さん。飾らない自然体が魅力的である。

 

今回読んでいて印象に残ったものは、「鼻水を手で拭く女性」と「風呂を最後に入った人が洗う習慣」である。

花粉症の時、鼻水を手で拭くと鼻の下が荒れないらしい。理屈はわかるが、それをどれだけの人が実行しているのかは知る由もない。

風呂については、わたしの家では浴槽のお湯を翌日の洗濯に使用するため、夜に洗うことはしない。ただ、浴槽のお湯を放置しておくと浴室にカビが生えやすくなるのは分かるため、合理的である。わたしも新居の生活では参考にしたい。