先日ダイワハウス系のところから電話があった。
内容は「ウォーターサーバーいかがですか? レンタル無料です!」というもの。
ウォーターサーバー……あれば電気ケトルいらずで便利ではある。また、わたしは元々水をストックするタイプなので、その手間がなくなるというメリットもある。
問題は、わたしがこのウォーターサーバーのビジネスモデルを知らないこと。
まずこういったハード(ウォーターサーバー)はソフト(水)が高額なのが定番である。
しかし、今時そんな分かりやすい手口を使わないだろうと深読みし、「ウォーターサーバーの消費電力をダイワハウス産の電気でまかなうモデルなのでは?」と考えた。
調べた結果……、普通にソフトが高額だった……。
どんぶり勘定で5千円/月。「水は飲んだ分だけ!」と言っていたが、ウォーターサーバーに水道メーターのようなものがついてるとも思えないし、おそらくボトル単位での購入になる。これを月々ボトル1つに抑えたとして、1千円/月。1千円あれば2Lペットボトルの水を10本は買える。ここにウォーターサーバーの消費電力を考慮すると電気ケトルを自前で用意した方が安い。
まあ、実際にどうなのかは分からないが、分からないものに手を出すのは失敗の定石。
その先に大きな利益があるなら投資と言えなくもないけれど、いたずらに固定費と生活水準を上げるのは低収入の身としては絶対に避けるべきものである。
わたしはウォーターサーバーを自宅に置けるほど裕福ではない。
身の丈に合わない暮らしは、簡単にその人の人生を崩壊させる。そのことを肝に銘じなければならない。