オッカムの剃刀 ハンロンの剃刀 | デブリマンXの行方

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いつか見えない社会問題になると信じている自分のような存在について、自分自身の人生経験や考えたこと、調べたことをまとめ、その存在を具体的にまとめることを目的とする。

今日とある本を読んでいたら、中世にオッカムという哲学者がいたことを知った。

そして、「オッカムの剃刀」という言葉があることも知った。

「オッカムの剃刀」というのは、「事実に対する仮定は少ない方がいい」という考え方で、無駄を削ぎ落とすことから剃刀と呼ばれるらしい。

 

こういった「剃刀」を使った言葉に、何か記憶に引っかかるものがあったので調べてみると、「ハンロンの剃刀」があった。

こちらは比較的新しい言葉だが、考え方自体は昔から何となく存在していたようだ。その考え方が、「オッカムの剃刀」という言葉と結びつき、わかりやすい表現になったようである。

 

ちなみに、「ハンロンの剃刀」というのは、身近な例で言うと「失敗に悪意を見いだすな」ということ。同じ失敗を繰り返す人は、誰かに嫌がらせしたいわけではない。「嫌がらせしている」という無駄な仮定を削ぎ落とすという意味で、この言葉は「オッカムの剃刀」の延長線上にあることが分かる。