今日、職場の掲示板に4月の歓送迎会のお知らせが出ていた。
4月なのでわたしには関係ない話だが、なぜ「送」なのか?それが気になった。
まあ、詳しく聞こうとも思ってないが。
先輩保育士の話を聞いていると、歓送迎会では新人が余興をやる慣習が5年前まであったらしい。つまり、コロナ前までである。
余興など、わたしの以前の会社ですら無かったが、ここは最近まであったと聞いて驚いた。
正直、余興というのは男性社会の慣習かと思っていたのだが、女性社会でもあったらしい。
なんでも、昼休みとかに練習して本番に備えたそうだ。
コロナ前というと、わたしの保育園の業務量が今よりも遙かに多かった時代だと聞いている。コロナによって働き方改革が大幅に進んだらしいが、今でもそれなりの業務量はあることを考えると、以前がどうなっていたのかは想像するのも恐ろしい。
若者の感覚からするとあり得ない現実がそこには確かにあったのだと分かる。
昔の人がなぜそんなに頑張ることができたのかは、もう理屈で説明されてもわたしには理解できないに違いない。
わたしの知識は、情報ばかりは新しいものが入ってくるものの、現実がそれに全くついて来ていないと思う。その情報と現実のギャップが、生き辛さそのもの。インターネットがなく、周りの人が同じ情報を共有していた時代こそ、情報と現実が一致しやすくて生きやすかったのかもしれない。