転売ヤーの方の動きによって、欲しいものが買えなかったりすると、


「チキショー転売ヤーめっ!」


って腹立たしく思うけど、需要があるから当然といえばそうかなとも思ったりする節もある。


トランギアのケトルが全然なかった時に、お店で久しぶりにケトルを見かけて即購入したことがあったんです。

喜んで家に帰ったら、愛用のストームクッカーLには0.6Lは小さ過ぎて、五徳に乗らんことが判明!

ストームクッカーLには0.9Lのケトルなんですね。。


バカタレ!!よく調べろぉいっ!


べっこし、悲しんでたけど、メルカリの存在を思い出して出品してみました。


送料と手数料かかっても損しないような値段をつけて。

ついでに、まったく使ってなかったトランギアのまな板も同様に。


そしたら、即売れましてね。

驚きと共にキャンプブームのすごさと需要と供給について考えさせられるきっかけでもありました。


そうすると物欲オバケの私の頭が

「いざとなったらメルカリで売れる」

っていう、あかんセオリーを覚えてしまったのです。。


希少なものを買うかどうか迷った時に、フリマサイトで売れれば損はせんやろからって考えから、イッタレ!コウタレ!って即決する保険を得たというか、経験したというか。


そんな世の中、甘くありませんよね笑


そうです、失敗は訪れたのです。


その頃、スノーピークのIGTに憧れていまして。


これが欲しかった。


めちゃくちゃカッコいい。

もはや家具。

そして、めちゃくちゃ高い。


キャンプ道具やと思えば高すぎるけど、家具と兼用とすれば許せるんやないかって思い込ませようとしてたけど、踏みとどまることができまして。


デザインも素敵やけど、フラットバーナーとかを天板にはめこめるアイデアに惹かれたから、そこだけ拝借して、IGTもどきを拵えたんですよ。


いつか家庭を持ったら、雪峰苑とかフラットバーナーをはめて使うんだーって。



でも、肝心のフラットバーナーは欠品状態。

そして一番欲しかった雪峰苑。こちらも欠品。


でもええんよ。欠品してても。

ソロには不要な激重鉄板で、頭おかしいんかっていう高額の値段設定。


家庭を持ったら買うんやからって思ってたんやけどね。。


インスタグラマーさんがやってた雪峰苑のたこ焼きに憧れてしまって、、頭から離れない雪峰苑。

そのインスタグラマーさんは4人家族のパパです。真似する対象ではないはずなのに、インスタグラムは本当に恐ろしい。


調べてみるとメルカリでは、定価より1万円ほど高く売られてたんです。もちろん転売品は買いませんでした。


そんなとき。

アウトドアショップにて、雪峰苑を発見!!


えーー!驚きっ!こんな時に発見してしまうなんて。


その数は2個!


店のおっちゃんに、


「雪峰苑!あるんですね!」


って言うたら


「今まさに入ってきたところよー、うちも2個しか入らんかったから夕方にはもうなくなると思うわー。探してたんなら買っときー」


って、おっちゃんが悪魔のように囁いてきた。


頭がぐっちゃんぐっちゃんな時は、

自分の中の悪魔も囁くんですね。


こういう鉄板は使い込んで味がでてくるから

今はソロで使わんかもやけど。買って育てた鉄板で数年後パートナーと焼肉つつくなんて最高やないか。

それにパートナーができてなくても、いつもの友達と焼肉。それも最高やないか!


って。


そして、メルカリを開けてその時の相場の値段を確認したんですよ。

おぉー、相変わらず定価より高い。


よーしっ、イッタレイ!損はせんぞって。


って買うてしまいました。


しかし、この買い物は、買った瞬間から後悔してたんですよね。。

帰り道、やっぱり今やないよな。。

いらんもんな。。2マンやもんな。やってもたなーって。


数日後。やっぱり今はいらんからって、メルカリで売ることを決意しまして。


出品しようとメルカリ見たら、めっちゃ値段下がってる!

定価より低いやん。そしたら手数料と送料で赤でございます。


そらそうなんですよ。

わたしが買えたということは、同様に欲しがってた皆んなも買えたということ。


需要と供給が適正なバランスに戻ってしまったのです。


あいやーー!あいやーーー!


これは寝かせとこう。。

いつか、市場から枯渇して値段が上がるのを願いながら、見て見ぬ振りです。


株で言う塩漬け状態ですね。


でも、わかってるんです。

もうこのままだなって笑笑


あれから数年。

ちなみにパートナーもできておらず、気の合う友達は電撃結婚し出産もして1児の母になりました。

熱々の鉄板なんて出番がない笑

現在も未開封です。


10年後とかになんとかならんかな笑笑


p.s 以前書いたこちら↓の後半

ほぼ同じことを書いていました。


まったく書いたことを覚えていないことに恐怖を覚えています。


ご勘弁を〜