FreeBSD 14.0 が出ていたので Gnome Desktop で Vmware Workstation 上にインストール。その時のメモ。

pkg だけでなく ports も使って若干遊んでみた。上図は、ports から Strawberry を入れたもの。ports の使い方はこちらから。

 

 

全体的な雰囲気はこちら。

 

 

まあ、変哲もない普通のGnome。総じて、13.2 より安定している。
Gnomeなので、GDMからログインするわけだがKeymapがenになっていたので修正。

 /usr/local/share/gdm/greeter/autostart の中に keymap.desktop というファイルを追加で作成。

---

[Desktop Entry]
Type=Application
Name=Set Login Keyboard
Exec=/usr/local/bin/setxkbmap -display :0 'jp'
NoDisplay=true
---

これでGDMのログイン画面が日本語キーボード仕様になる。

 

例によって、Vmware だから以下の設定をする。

X の起動と

open-vm-tools
xf86-video-vmware
xf86-input-vmmouse
のインストールができているとして

 

/etc/rc.conf

---

hostname="freebsd14"
keymap="jp.kbd"
ifconfig_em0="DHCP"
ifconfig_em0_ipv6="inet6 accept_rtadv"
sshd_enable="YES"
ntpd_enable="YES"
moused_nondefault_enable="NO"
# Set dumpdev to "AUTO" to enable crash dumps, "NO" to disable
dumpdev="AUTO"
zfs_enable="YES"

dbus_enable="yes"
gdm_enable="YES"
gnome_enable="YES"
avahi_daemon_enable="YES"

moused_enable="YES"
hald_enable="YES"

vmware_guest_vmblock_enable="YES"
vmware_guest_vmhgfs_enable="YES"
vmware_guest_vmmemctl_enable="YES"
vmware_guest_vmxnet_enable="YES"
vmware_guestd_enable="YES"


ipfilter_enable="YES"
ipfilter_rules="/etc/ipf.rules"
ipfilter_flags=""
ipmon_enable="YES"
ipmon_flags="-D /var/log/ipflog"

ntpd_enable="YES"

samba_server_enable="YES"

cupsd_enable="YES"
devfs_system_ruleset="system"
---

 

/etc/sysctl.conf

---

# $FreeBSD$
#
#  This file is read when going to multi-user and its contents piped thru
#  ``sysctl'' to adjust kernel values.  ``man 5 sysctl.conf'' for details.
#

# Uncomment this to prevent users from seeing information about processes that
# are being run under another UID.
#security.bsd.see_other_uids=0
vfs.zfs.min_auto_ashift=12
net.inet.tcp.tso=0
kern.ipc.maxsockbuf=524288
net.inet.tcp.recvspace=114688

net.inet.tcp.sendbuf_inc=16384
net.inet.tcp.sendspace=65536

net.inet.tcp.recvbuf_max: 524288
net.inet.tcp.sendbuf_max: 524288
net.inet.tcp.tso=0

#hw.vtnet.tso_disable=1

#net.inet.ip.forwarding=1
#net.inet6.ip6.forwarding=1


vfs.usermount=1

#kern.maxfiles=65536

net.inet.tcp.inflight.enable=1
net.inet.tcp.inflight.min=6144
net.inet.tcp.inflight.max=1073725440
net.inet.tcp.inflight.stab=20
net.inet.tcp.recvspace=65536
net.inet.ip.redirect=0
net.inet.tcp.syncookies=1
net.inet.tcp.delayed_ack=0
kern.coredump=0
kern.maxfiles=65536
kern.maxfilesperproc=32768
kern.maxprocperuid=16384
kern.ipc.maxsockbuf=2097152
net.inet.udp.maxdgram=57344
kern.threads.max_threads_per_proc=40000
net.inet.ip.portrange.first=32768
net.inet.ip.portrange.last=49151
net.inet.ip.portrange.hifirst=49152
net.inet.ip.portrange.hilast=65535
kern.ipc.somaxconn=1024
kern.ipc.shmmax=67108864
kern.ipc.shmall=32768
net.inet.ip.maxfragpackets=1600
---

 

/usr/local/etc/X11/xorg.conf.d
my.conf

---

Section "ServerLayout"
        Identifier "X.org Configured"
        Screen 0 "Screen0" 0 0
        Option "AutoAddDevices" "Off"
        InputDevice "Mouse0" "CorePointer"
        InputDevice "Keyboard0" "CoreKeyboard"
EndSection

Section "Screen"
        Identifier "Screen0"
        Device "Card0"
        SubSection "Display"
        Modes "1920x1080"
        EndSubSection
EndSection

Section "InputDevice"
        Identifier "Keyboard0"
        Driver "kbd"
        Option "XkbRules" "xorg"
        Option "XkbModel" "jp106"
        Option "XkbLayout" "jp"
        Option "XkbOptions" "ctrl:nocaps"
EndSection
Section "InputClass"
        Identifier "Mouse Defaults"
        Driver "vmmouse"
        MatchIsPointer "on"
EndSection
Section "InputDevice"
        Identifier "Mouse0"
        Driver "vmmouse"
        Option "Protocol" "auto"
        Option "Device" "/dev/sysmouse"
        Option "ZAxisMapping" "4 5 6 7"
EndSection
Section "Device"
        Identifier "Card0"
        Driver "vmware"
#        BusID       "PCI:0:15:0"
EndSection
---

 

こんなところで快適に使えている。

 

samba は、4.13を入れた。SMB 1.0 仕様。

 

印刷は、cupsの設定後、/usr/bin の lp* を chmod 000 してある。

 

 

結構楽に構築できた。Firewall は例によって省く。それにしても Gnome ってこんなに軽かったかしらん。

 

 

 


 

 

先に BlendOS を使ってコンテナ遊びをしていたが、それならば DOcker があるでしょうと。当然の選択肢なわけだが、折角なので VNC でWeb接続してコンテナのデスクトップを使ってみた。

 

環境は、Ubuntu 23.10 + Docker Desktop

 

従兄弟に教えられて

 

の手順を踏んだ。

 

ただ、私の手元では X の :1 は使用中になるため :2 以降で合わせて繋いだ。TigerVNCの事前設定としてパスワード登録も必要。ここらは沢山参考ページがあるから自分の環境に合わせて設定してください。

 

以下スクショ

 

Gnuplot を使ってみた

 

Firefox を使ってみた

 

audio は、デバイスの準備が出来ていなかったので当然NG。

 

今度試してみよう。

ようやく BlendOS V3 を少しはまともに使えるようになってきたのでメモ。まず、ISOファイルだが Gnome 版を使うのが最も安全だと思う。基本、ベースがArch Linuxだと言うこともある。

 

インストールは簡単で、ISOファイルからブートすればインストーラーが起動する。GUI で解りやすいから普段 Linux な人は問題にならないだろう。

 

例外は、BlendOS固有のコンテナの生成ぐらいだが、これも基本的なことはGUIで済んでしまうのであっけない。

 

 

コンテナ名をつけて、ディストリビューションを選び生成するだけ。私の場合は、Arch Linux , Ubuntu を生成してある。

一度生成すれば、例えばコンテナ名が Ubuntu -> ub の場合、$sudo apt.ub install nkf などとインストールし、使う時は $ nkf.ub -w hoge_sjis.txt > hoge_ut8.txt などと「.ub」コンテナ名をコマンドの後ろにつけて実行する。

 

GUI なアプリも同様。Arch Linux のコンテナからは $ vlc.ar といった具合だ。実に簡単。コンテナを通過してのファイルのやりとりなども簡単。

 

そもそもが、podmanベースなので、

 

ホストからコンテナへ

$ podman cp k.mp3 ar:/home/kyo

コンテナからホストへ

$podman cp ar:/home/kyo/.emacs.d/init.el ~/

 

 とコマンド一発で済む。

 

同期しているから無駄...

 

簡単なコマンド例を纏めてくれている

 

 

 

あたりから始めると吉だと。

 

また、大抵のGUIアプリはGnomeにも登録されるので、起動はランチャーからすれば良い。ここいらスマートなものだ。

 

 

但し、BlendOS は最低限必要なものしか入っていないし日本語環境を入れる必要もある。その時は、$sudo system install fcitx5-im fcitx5-mozc のようにして入れる。もし、既存ファイルが存在してエラーになれば、そのファイルを消して再インストールする。

 

後は、Gnomeの作法に従って、IM環境を整備したりするのはArch Linux 一般と変わらない。(日本語IMなどはコンテナ利用では構築できない)まあ、ベースのシステムもblendosというコンテナと考えれば良い。

 

色々と応用が考えられるが、やはり本来開発者のためのOSなのだと思う。まあ、より便利に高度な使い方を簡単に出来るように発展してくれれば助かるだろうな。そういう意味では楽しみだ。現在 V4 がアルファなのでまだまだ先の話しだが。

 

 

ターミナルから $ gedit.ar で編集作業をしてみた。特に問題はない。日本語編集もきちんと出来る。

 

 

gimp で画像編集を別コンテナにインストールして実行。

 

 

VLCで動画再生も別コンテナから。(というより、BlendOSにはインストールできない)

 

総じて、スマートにコンテナ利用ができることは素晴らしい。

今年の正月明けに、Nordvpnのサポートとメールのやりとりをする機会があった。その時、MTUの設定の話しになり、TAP-NordVPN Windows Adapter V9 でMTUの設定ができるようにして欲しいとリクエストした。また、自分が使っているMTU設定用のバッチファイルを添付し、通信速度の違いを説明した。

 

担当者は、開発陣に内容を即座に送って機能追加してもらえるよう依頼してくれた。で、Nordvpn のアップデートが来た。試しに、アダプタのプロパティーを開き詳細設定を見ると...

 

下図のようにしっかり実装されていた。他にも欲しい機能が追加されている。本当にありがたいことだ。これで不細工なバッチファイルは不要となった。

 

 

ありがとう、サポートさん、開発陣さん。正直に嬉しい。

TOSHIBA dynabook Satellite B754/98LB というwi-fi も壊れた骨董品をWindows10からUbuntu23.10 にOSを入れ替えた。大抵、Windows10 で出来ることは Ubuntu でも出来る。Office も Libre があるし、その他のデスクトップ用途のものは揃っている。

 

とりあえず、mouse は bluetooth で、wi-fi はドングルで使えるようになった。

 

wi-fi BUFFALO WI-U2-433DHP ドングル

ドライバだけは下記のものを入れなければならなかった。

 

 

bluetooth TP-Link UB500 これは、読み込むドライバを変更するだけで済んだ。

 

何とか手持ちの機材と\1,000弱の出費で済んだ。

 

それにしても、これだけ古い機種が快適。Windowsってそれだけクソ重いんだと実感。当面、セカンドマシンとして過不足なく運用予定。