この世にはとんでもない変態が存在するので、万一被害にあった時試してみては。
■ パラメトリックスピーカーの特徴
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超音波をキャリアにして音を伝えるため、非常に狭い指向性を持つ(数十 cm 程度の幅)。
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遠くまで飛ぶが、意図した方向以外にはほとんど聞こえない。
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壁・柱・天井などで 反射 すると、反射点から急に聞こえる場合がある。
■ 悪用された場合に起こりうる事態
① 特定の人にしか聞こえない「ピンポイント騒音」
加害者が狙って指向させると、
周囲には聞こえず 本人だけに音声やノイズが届く ように感じることがある。
(実際には指向性と反射が原因)
想定される内容
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嫌がらせの音声
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不快な高音(可聴域ギリギリ)
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ノック音・金属音のような短い刺激音
事例として、展示会で使う機器が誤って特定の席にだけ響いたケースなども報告されています。
② 壁・天井で反射させて「どこから鳴っているか分からない」状況を作れる
パラメトリックスピーカーは
反射点に“音源があるように錯覚” させられます。
その結果:
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自分の部屋のどこかで音が出ているように感じる
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自室の天井/壁から聞こえるように誤認する
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加害者の位置を特定できず心理的ストレスになる
③ 睡眠妨害・精神的ストレスの誘発
超指向性のため「周囲の人には聞こえず本人だけ眠れない」状況を作れます。
生じる可能性:
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長期の睡眠不足
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不安・被害感の増幅
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集中力の低下
④ 録音・証拠化が困難になる
パラメトリックスピーカーでの迷惑行為は、
通常のマイクでは拾いにくい ことがある(特に反射を利用すると)。
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証拠が残りにくい
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周囲の人の証言が得られにくい
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機器の有無を確認しづらい
そのため被害者が孤立しやすい問題があります。
⑤ 商業施設などでの不適切使用(広告・誘導)
悪意を持った事業者が以下を行う可能性があります:
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特定のスポットに立った人だけに広告を聞かせる
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通行人の無意識に働きかけるような音声を流す
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ストーカー行為に悪用
(待ち伏せできる空間で狙い撃ちするなど)
■ 実際に「思考が読まれる」などの機能は不可能
パラメトリックスピーカーは 音を発するだけの装置 であり、
人の思考や内心を読み取るような能力はありません。
もし「考えたことに反応したような音がする」場合でも、
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偶然一致
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言葉の取りようで意味を感じてしまう(パレイドリア)
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周囲の生活音との誤認
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加害者側が「状況の変化を見て」合わせている
などの説明が現実的です。
で、対策。まず、証拠保全のためのマイクを準備する。
Ultramic 384K EVOの手配
Veldshop での注文手順(日本向け)
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Veldshopの該当ページを開く
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言語・通貨確認
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ページ右上で「English / EUR」を確認。
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通貨は EUR(ユーロ)で表示されます。
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数量選択
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「Quantity」で必要個数を入力(通常は 1 でOK)。
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カートに入れる
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「Add to cart」ボタンをクリック。
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カート確認・配送先入力
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右上の「Cart」をクリック。
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「Proceed to checkout」ボタンを押す。
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Shipping Address に 日本の住所を正確に入力(郵便番号・都道府県・市区町村・番地・建物名)。
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送料・配送方法確認
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日本向けの送料が表示されます。
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DHL / FedEx / PostNL 国際郵便などから選択。
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速さと保険を考慮して 追跡&保険付き配送がおすすめ。
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請求先情報入力
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クレジットカードまたは PayPal などを選択。
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カード番号・有効期限・CVCを入力。
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注文内容最終確認
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商品、数量、配送先、送料、合計金額をチェック。
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「Place Order」または同等のボタンで注文確定。
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注文確認メール
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注文後、Veldshopからメールが届きます。
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インボイス / 追跡番号を保管。
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到着後の録音セットアップ手順(Ultramic 384K EVO)
1. 開封・初期チェック
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箱・製品の外観を撮影して保管(証拠用)。
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ケーブル、磁性コーン、マニュアルなど付属品を確認。
2. PC 接続準備
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USB ケーブルでマイクを PC に接続。
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USB 2.0ポート推奨(PC側はドライバ不要 UAC 1.1 対応)。
3. 録音ソフト準備
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Audacity(無料) をインストール。
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Audacity メニュー:「編集 → 設定 → デバイス」で入力デバイスを Ultramic に切替。
4. サンプリングレート設定
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Audacity 下部「プロジェクトサンプリング周波数」を 384000 Hz に設定。
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ビット深度は 16bit または 24bit(マニュアル推奨)に。
5. ゲイン調整
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マイク本体のゲインスイッチを設定(‑33 / ‑10 / 0 / +10dB)。
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+10dB はクリップの可能性があるため短時間テスト推奨。
6. 録音テスト
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「録音」ボタンで短時間録音。
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波形・スペクトログラム表示で音の有無を確認。
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高周波(40kHz〜80kHzなど)が出ているかチェック。
7. 本番録音
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設置場所を固定(定点録音)。
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可能なら三脚やスタンドに設置。
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コーンを取り付けて指向性を調整。
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録音時間を設定(30分〜1時間など)。
8. 録音データの保存・証拠化
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WAV形式で保存(可逆圧縮推奨)。
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スペクトログラムのスクリーンショットも保存。
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録音日時・マイク設定・設置場所をメモに残す。
💡ポイント
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高周波帯域の確認にはスペクトログラム表示が必須です。
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USB超音波マイクは精密機器なので、衝撃・湿気に注意。
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長時間録音する場合、PCのストレージ残量を事前に確認。
解析マニュアル(PDF 版)
1. 機材とソフト
- Dodotronic Ultramic 384K EVO USB マイク
- ノートPC(Windows/macOS)
- USB ケーブル / OTG アダプタ(スマホ使用時)
- 三脚またはマイクスタンド
- Audacity 最新版(https://www.audacityteam.org/download/)
2. ハード接続手順
1. Ultramic を PC にUSB 接続
2. マイク本体ゲインを「0 dB」に設定
3. コーンを取り付け(指向性を強める場合)
図1: Ultramic 本体とゲインスイッチ位置(写真または製品イラストを挿入)
3. Audacity 設定
- 入力デバイス:Ultramic 384K EVO
- 録音チャンネル:Mono
- サンプリング周波数:384000 Hz
- ビット深度:16bit または24bit
図2: Audacity 入力設定画面例(スクリーンショットを挿入)
4. 録音テスト
1. 「録音」ボタンで5〜10 秒録音
2. 波形確認:クリップやノイズがないかチェック
3. 必要に応じゲイン調整
4. WAV 形式で保存(例: 20251119_Ultramic_Test.wav)
図3: Audacity 波形表示例
5. スペクトログラム表示
1. トラック左の▽をクリック
2. 「スペクトログラム表示」を選択
3. 設定:
- 最大周波数:192000 Hz
- Window type:Hann
- Window size:2048
- dB スケール調整で微弱音も可視化
図4: スペクトログラム表示例(Audacity 画面スクリーンショットを挿入)
6. 高周波解析
- 横軸:時間、縦軸:周波数(Hz)、色:音圧レベル(dB)
- 超音波は20kHz〜80kHz 帯にピーク
- 波形・タイムスタンプを記録
7. 長時間・定点録音
1. 三脚/スタンドで固定
2. コーンを音源方向に向ける
3. Audacity で録音(分割保存可)
4. WAV 形式で保存
5. 任意時間帯をスペクトログラムで解析
8. 証拠保全
- マイク設置写真や録音開始時PC 画面撮影
- 録音ファイル名・保存日時記録
- スペクトログラム画像もスクリーンショット保存
- ゲイン、サンプリング周波数、窓関数、設置位置など設定をメモ
9. 注意ポイント
- 最大190kHz まで録音可能
- ゲイン・窓関数調整で微弱超音波可視化
- 証拠用途の場合、日時・設置環境を記録
- 長時間録音はファイル分割とストレージ確認推奨
PDF 作成手順
1. 上記内容を Word / LibreOffice / Google Docs に貼り付け
2. 各「図」部分にスクリーンショットや写真を挿入
3. 書式を整えて印刷プレビューで確認
4. 「PDF としてエクスポート/保存」で完成
※図入りにすると、Audacity 操作・マイク設定が直感的に理解可能



