Dears~若年性乳がんと私~ -170ページ目

再建手術。

乳がんの手術を受けた時、同時再建の手術もお願いしていた。


けれど細菌感染を起こしてしまった私は再建を諦めた。


別に左胸がなくても生きていかれるし、人生の中でのウェイトはそんなに重いモノではなかったから。


でも…


ようやく手術から5年以上が経過し、段々と自分の中でも気持ちが変わって来ていた。


ただそれを人に言うか否かは非常に迷っていた。


特に彼には言って良いのか悪いのか…とても悩んでいた。


私が再建をしたいと言ったら、彼はどう思うのだろう?と。


しばらくの間迷った挙げ句、ちょっと前に一度だけ話したことがある。


その時は完全な再建ではなく、シリコンを使った人工乳房の話だった。


彼は「そうなんだ、良いんじゃない?」とだけ言っていた。


それでその話は終わっていたものだと私は思っていた。


あれから数ヶ月が経過し…


ある日彼からいきなり言われた。


「あのさ、再生細胞を使った再建っていうのがあるらしいんだけど…それは嫌なの?」と。


何が嬉しかったかと言えば、ちゃんと私のことを考えてくれていたんだって事。


それに…


その話を私にするのを彼はしばらく悩んでいた。


何故ならば、もしそれを私に彼が言ったとする。


その時、もしかしたら私が「彼は私の体が嫌なのかも?」って思うのではないかと思っていたらしい。


「左胸がないなんて嫌なのかな…」とか。


それを彼自身考え、しばし私にその話をするのをためらい、迷い…その結果私に言ってくれた。


…ホントに嬉しかった。


何よりもその気遣いが嬉しくて、更に彼のことを好きになった。


多分そういう彼の優しさと人を思う気持ちが大好きなんだろうな、私は(笑)


今はそういう病院を調べているところ。


ただ半端なく値段が高いのが難点。


そこまでしてもやりたいか?と聞かれるとかなり微妙だけれど、


それでも…トライする価値があるような気はする。


どうなるかは分からない。


そんな高額のお金をかけるのならば、他の事に使いたいって思ってしまう自分もいるし、


それでもトライしようって思うかもしれない。


良く考えよう、お金は大事だから(笑)


趣味をサイトに?

まぁ日々仕事や勉強で忙しいのですが…


そんな中でも趣味は大切にしたいなぁと常々思っています。


今とにかく好きなモノは「C.S.I」シリーズと今野敏さん。


そして法医学や犯罪心理学などの犯罪系。


勿論専門家ではないので完璧に趣味としてサイトを作ろうかなぁと(笑)


ま、仕事と勉強との兼ね合いをみつつ、手を出してみようっと。



治らないのなら。

「ガンを治したい」


…この言葉、私は悲観的な気持ちになるフレーズ。


ガンを治す方法はないと思っているから。


治すのではなく、現段階で取り除くのだと理解しているのだけれど、


それって違うのだろうか?


私が受けた治療だって完全に治った訳ではないと思っている。


だって「治った」のならば、定期的な検査なんて必要ないでしょ?


再発や転移がない状態が「治った」と言うのならば、


一生治らず、一生付き合う病気なのだと私は感じている。


こんな病気、世の中から消えて無くなればいいのに…


と思ってみても、現状ではそうならないのだから仕方ない。


医学の進歩は凄まじいだろうけれど、まだまだ先の事だろう。


ならば、今楽しく充実した人生を歩めるよう努力した方が建設的だと思うから。