■やっとつかんだ幸せ
ある日のこと、37歳の女性から無料相談希望のご予約の連絡が届きました。
いつものように希望日時に池尻大橋の相談所にて予約を入れました。
ところが前日になって予約をした方から再度連絡が届きました。
「すみません!明日の無料相談なんですが、場所を品川などへの出張相談へ変えてもらえませんか?」
スケジュールを確認しましたが、無料相談の前後には他の無料相談や会員さんのカウンセリングを予定していました。
場所はどちらも池尻大橋。
品川に変更すると、無料相談へ間に合わないし、その後の会員さんのカウンセリングにも間に合わなくなります。
「申し訳ございません。希望に添えたい所なのですが、前後に池尻大橋での予定がありますので、今回に関しては池尻大橋の相談所でもよろしいでしょうか?」
「分かりました。無理言ってすみません。」
「いえとんでもないです!ご希望に添えず申し訳ございません!」
そんなやり取りをして、そして無料相談当日…
時間になっても彼女は来ません。
『あれ?おかしいな…時間間違えたのかな?』
すると相談所へ1本の電話が
「すみません!今日、15時に無料相談の予約をした佐藤(仮名)ですけど、向かう途中でちょっと体調が悪くなってしまって…15分ほど遅れそうなのですが大丈夫でしょうか?」
「体調大丈夫ですか?時間は大丈夫ですよ!気をつけていらして下さいね。」
その15分後、ようやく彼女が到着しました。
そんな彼女は顔面蒼白…
『本当に具合悪そうだな…』
折角いらしていただいたので、彼女に体調を伺いながら時間の許す限り色々とお話させていただきました。
そこで彼女は
自分は婚歴がありバツイチなこと、
前の夫はモラハラが酷く、手をあげることは無かったものの、感情的になって壁を殴ったり恫喝されたりするのが毎日続き、精神的に参ってしまって離婚したこと、
その前の夫の家がこの近くにあり、向かう途中でその事を思い出してしまい、具合が悪くなってしまったことなどを私に教えてくれました。
「結婚相談所って世の中たくさんあると思うんですが、なぜその中でもDear Bride Tokyoの話を聞きに行こうと思ったんですか?」
「実は直接の知り合いではないんですが、友人の友人がこの相談所に入って結婚したと聞いて来ようと思いました。」
「なるほど!そうだったんですね。」
「どんなお相手がいいとかありますか?」
「はい。同年代で年収600万以上、穏やかで優しい人がいいです。」
「なるほど。その条件ですと、かなり厳しいかもしれませんし、入会してもうまくいくとは限りませんが頑張れますか?」
「はい!頑張ります。」
こうして彼女のDear Bride Tokyoでの婚活が始まりました。
■プロフィール作成~お見合い
Dear Bride Tokyoでは入会後、
①入会手続き
↓
②プロフィール作成
↓
③システム登録
の流れで活動スタートとなります。
プロフィール作成は先ず写真撮影の時の洋服選びから一緒に考えます。
「写真撮影に使えそうな洋服を写真に撮ってLINEで送っていただけますか?」
婚活パーティーなどへは定期的に行っているとのことだったので、使える洋服が少しはあるかと予想していましたが、届いた写真を見ましたが、残念ながら使えそうな洋服は1つもありませんでした。
「一緒に買い物行きましょう!」
今回はアラフォーな彼女に合わせて、マッチするお店が多い有楽町~銀座エリアへ。
スタイルに自信の無いアラフォー体系の彼女でしたが、Mサイズなら何とか着れたので、ブラウス、スカート、ワンピースなどを購入しました。
次は写真撮影。
写真スタジオは1か所に決めている相談所もあると思いますが、Dear Bride Tokyoの場合は会員さんの性別・年齢・雰囲気・どんな相手を望んでいるかによって毎回選定し変えています。
今回はヘアメイクに強い写真スタジオ。
彼女はヘアメイクにも改善する所がたくさんありました。
当日、私が同行しヘアメイクさんに希望や方向を伝えて素敵な写真が仕上がりました。
期待値MAXで始まった彼女の婚活ですが現実は厳しく、同時期に始めた34歳の会員には申し込みがたくさん来るものの、彼女には数件しか申し込みが来ませんでした。
中には16歳年上の方からの申し込みもあり、私に合う人は見つからないのかと彼女は凹みます。
そんな彼女を励ましながら、その中でも比較的年齢の近かった人2人にお見合いOKの返事を出しました。
1人は持病持ち、もう1人は婚歴&子有りでした。
結果はどちらも交際には至りませんでした。
持病持ちの方はずっと一方的に話をされ合わないと判断し、婚歴&子有りの方はOK返事を出しましたが向こうからNG返事が届きました。
そして、また彼女は凹みます。
『私をいいと思ってくれる人なんてみつかる訳ない…そんな人きっとこの世にいないんだ…』
■運命のお相手との出会い
そんな時、彼女がDear Bride Tokyoに入会したキッカケになった成婚した友人の友人から彼女に連絡が届きます。
「佐藤さん、初めまして!
私、Dear Bride Tokyoで成婚退会した高田といいます。
高橋さんからご連絡いただいて、心配になって連絡してしまいました。
連絡先は友達のYちゃんに教えてもらいました。」
突然の連絡に驚く佐藤さんに高田さんは続けます。
「私なりにこうするとうまくいくって感じた、考えたことがありますので送りますね。」
彼女の携帯に高田さんが成婚に至るまでに考えて導き出さした、ノウハウのような長文メールが届きました。
『一度も会ったことのない、私なんかのためにここまでしてくれるなんて…』
彼女の目に再びやる気がみなぎり輝きだしました。
もう一度、力を振り絞ってお申込みをたくさんしました。
(ただ、相手が全員同年代&ハイスペック&イケメンすぎて、後に高橋から無理すぎるから条件どっちかにしろと怒られます)
ここで何もせずサボっていると思われているであろう高橋も動きます。
プロフィールの〇〇〇〇を〇〇〇から〇〇〇に変えました。(※企業秘密です)
これがきっかけで、今まで稀にしか来なかった彼女に不思議と申し込みがポンポンと届くようになりました。
この中に、後に彼女の運命のお相手がいました。
後から本人聞いたら、〇〇〇〇で検索してヒットして申し込みをしたとの事でした。
ちょうど変えた所です!偉いぞ高橋!
(自分で自分を褒めるスタイル)
■立ちはだかる試練
彼女と同じく婚歴はあるものの、4歳年上で年収も彼女の希望を楽に超えている横山さんとのお見合いは、第一印象からお互い好印象。
お見合いは大いに盛り上がり、交際成立。
誰もがこのままうまくいくかと順風満帆に見えました。
休日はできる限り彼との予定に標準を合わせてデートをしました。
そんな折、少し前に申し込んでいた誰もが成立しないと思ってたから完全に存在を忘れていた申し込みがお見合い成立したのです。
・高身長
・高学歴
・高年収
・向井理似のイケメン
くしくも横山さんと同じ4歳年上の同じ歳
横山さんは整った顔立ちで男らしく優しい雰囲気があるものの、流石に向井理に太刀打ちできる感じではありません。
成立したのが見間違いかと思い二度見しました。
「高橋さ~ん!ダメ元で送った申し込みが成立しちゃいました~!」
「ダメ元で申込みするんじゃねえよ!すごいですね、成立しましたね!!」
彼女は横山さんを気に入ってるものの、向井理似の彼は正に入会前の彼女の理想をそのまま絵にかいたような人。
お見合いは成立したらキャンセルする場合、キャンセル料がかかりますし、折角成立したお見合いですので、キャンセルはせずにお会いすることにしました。
『交際成立は厳しいかもしれないけど、記念受験みたいな感じになったとしても楽しんでもらえれば』
そんな思いでいたお見合い後、なんと
向井理から交際希望の連絡が届きます
マジか!でかした工藤佐藤!
早速、佐藤さんに連絡しました。
「佐藤さん、お相手から交際希望の連絡来てますよ!お見合い頑張りましたね!」
すると、彼女から返ってきたのは意外な言葉でした。
「すみません。折角ですが、お断りでお願いします。」
『え!?』
予想外の言葉に脳がフリーズする中、私はピンときました。
『はは~ん!分かったぞ!こんな理想形な男が売れ残ってるハズが無い。性格がめっちゃキツイとか、体臭がキツイとか、写真が別人でキツイとか、コミュ力無さ過ぎてキツイとか、上から目線でキツイとか、とにかく何かがキツイとか辺りかな?』
「いいえ、すごく素敵な方で、性格は穏やかで優しいし、本当に理想的な方で、私には勿体無いぐらいで、本当に何1つ不満や気になる所は無いんですけど…」
「え?じゃ何で?」
横山さんの方がしっくり来るんです
その後、とりあえず同時交際もできるんだから断ることないんじゃないかとかお伝えしましたが、彼女の意思は変わりませんでした。
■成婚退会その後
その後、彼女は横山さんと交際3ヶ月で成婚退会となりました。
一般交際2ヶ月、真剣交際1か月。
一般交際中は、嘘が全くつけない横山さんからの「来週他の人とお見合いがある」などの悪気の無いカミングアウトに一喜一憂しながらも、彼から直接真剣交際を申し込まれ、真剣交際に入り、そして成婚退会しました。
彼はとても優しく、多くを望まない彼女に少しでも色々してあげたいと、一緒に銀座の一流ジュエリーショップに指輪を選びに連れていってくれ、写真が撮れればいいという彼女に結婚式の手配までしてくれました。
段取りに困る彼女を気遣い、式場を調べたり予約から何から彼が何でもしてくれるそうです。
「まだ一緒に住んでないんで、週末しか会えなくて寂しいです。」
そんなのろけ話を恥ずかしげもなく口に出して言ってくれる彼女の笑顔は、
無料相談で前の夫を思い出して顔面蒼白になっていた時とはまるで別人でとても美人に見えます。
彼女にとって、この池尻大橋は忌まわしき思い出の残る、立ち寄ることさえできない場所から、
最愛の人と出会うきっかけとなった、素晴らしい思い出の場所へと変わりました。
きっとあの時、自分の心を信じて決断しなかったら今の幸せは掴めなかったと思います。
彼女は本当に必要なものは何か気づいたのです。
それは年齢や年収ではありません。
彼は本当に気配りの行き届いた優しい方で「お陰でいい人と巡り合えました」とスタッフへ差し入れまで持ってきて下さいました。
色とりどりの丸くて可愛いフルーツゼリー。
無料相談やカウンセリングでお茶菓子として皆さんへお出ししていたので、分かる人もいるかもしれません。
婚活は楽しみながら&改善しながら進めていきましょう
「次に付き合った人と結婚したい」
「でも相手に結婚願望があるか分からない」
「既婚者だったらどうしよう」
「ていうか、そもそも出会いがない」
「恋愛経験も少ないから何となく不安」
「自分と同じように、いい人がいたらすぐにでも結婚したい人と思ってる人と出会いたい」
「会う前から相手のプロフィールが分かったら、聞く手間が省けるし、途中で幻滅することもない」
そんな方は、結婚相談所での婚活をオススメします
婚活を始めるかまだ悩んでいる人も、先ずは自分と自分と相性の良い人がどんな人か知るところから試してもOKです。
\自分は?相手は?何タイプの人?/
タイプ診断を試してみる
※住所や電話番号の入力は不要です
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モチロン直接無料相談でカウンセリングもOKです
出張相談も承りますのでお気軽にご相談ください。
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