飯田 里江子です。
次男が野球を始めて、そろそろ一年たちます。
長い一年でした~
私は息子が二人いますが、
どちらもインドア派で、小さい頃から家の中で
工作したりDVDを見たりするのが好きで、
騒いだり、暴れたりすることもなく
“男の子二人やのに、すごく大人しいなぁ”と
周りに言われていました。
学校で友達できてるのかな・・・と不安に
思いつつも平穏に暮らしていたところ
ある日、
次男が学校からの配布物を握りしめて
“俺、野球やりたい!”
と言い出しました。
手に持っているのは、部員募集の野球チームの紙。
ええ~っ
いやいやいや・・・
無理でしょ、君。
運動苦手やんか。
8歳まで、ずっと家の中で遊んでて、
学校の個人懇談でも
“もう少し、外で遊んで体力つけてください”と
先生にいわれてるんですよ~
野球って、どんなことするか知ってるん??
走るよ!
君、走るの苦手で、保育園時代も
鬼ごっこ参加してなかったよね?
“大丈夫!やりたい”
どこからくるんだ、その自信は・・・
まあ、体験したら泣いて止めるやろ。と
連れていきました。
体験すること、4回。
午前も午後も練習です。
“野球楽しい。入部したい”
本気ですか・・・
野球部に入れば、親もお当番があります。
うちのチームは専用のグランドがないので、
あちらこちらへ子供たちと道具を運ぶ配車、コーチ達へのお茶
試合運営の準備等、親が手伝わなければ成り立ちません。
子供たちを保育園に入れて働いてきたし、
小学校に入っても、強運に守られ(笑)PTAのくじ引きにも
当たったことがないので、
お母さん方とのお付き合いの経験がほぼありません。
不安 不安 不安・・・
無理だ~。できない
だけど運動苦手、鬼ごっこさえ断る息子が
野球をやりたいと。
清水の舞台から飛び降りる気持ちで、
入部届けにハンコを押しました。
家を買う時でも、ここまでじゃなかったです(笑)
寒い日、暑い日、雨の日、雪の日・・・
今日お当番かぁ。
他のお母さんたちと何話そ・・・
毎回緊張の連続でした。
帰ってきたら、すぐにご飯を作らないと
次男は寝てします。
一息つく暇はなく、用事が押し寄せてくる~
もうやめたい。
次男が、野球しんどいから止めるって
いってくれへんやろか・・・
一年たって、それは今でも思ってます(笑)
だけど、やって良かったとも思っています。
まず、たくさんの子供たちと知り合えたこと。
チームの子供たちは、皆自分の子供のように可愛いし
活躍すれば嬉しい。
心配していたお母さんたちとのお付き合いも、
だいぶ慣れてきました。
話がなければ、相槌をうって話を聞くだけでいいんですね。
週末の野球で、家のことが今までのようにできなくなり
一か月、掃除ができなかったことも。
オットが見かねて、掃除機をかけてくれとこともあります。
自分にできないことは、人に甘えていい。
そんなことで、人は怒ったりしないことも
この一年で学びました。
野球が始まったのと、インテリアコーディネーターの勉強を始めた時期が
同じころで、最初はやめておけば良かったのにと思いました。
とても無理だと。
だけど、野球があって大変だったから勉強もできたのかも
と思います。
次男の小さな背中に、引っ張られて
母もよい経験ができました。
野球は小6まであと3年続きます。
大変だけど、できるかぎりサポートしようと思います。