ケムールの如く ~N君逃亡す~ | DEAN ~怪獣遊園地~

DEAN ~怪獣遊園地~

-古き良き時代にタイムスリップ!-
甘く懐かしい匂いと共に甦る
愛すべき“玩具”という名の友人達。



本日はお店の常連さん、ケムール人の様にスマートなN君のお話です。

しかし昨日のブログ作成は大変でした。

慣れませんもので、個体別に写真を横に並べたかったのですが
編集の時にはきれいに真横に並んでいたのに、投稿すると
縦になってしまいさすがにガッカリきていました。
もっと写真のサイズを小さくすれば並んだのですがせっかくの
写真が小さくなりすぎて皆さんにも雰囲気がも伝わらないと思い、
泣く泣く縦並びで断念しました。

それより大変だったのは編集が終わりかけた頃の事です。
ちょうど写真を全て載せ説明や文字の編集も終わり、
さあ最後に確認して投稿だという時、新物の買取りが来ました。

買取りをしていると店に来ていた、高校生のN君が
ちょっとパソコンを見せてくれと言ったので

( 彼は高校1年生にしてマルブルソフビを愛する強者です
 梱包など僕の手伝いをし、こずかいを稼ぐ、ちょっと寡黙で
 大人びた昭和を感じさせる空手黒帯少年。
 
 他にもう一人、歳は一つ下の中学生ですが、中学生には見えず
 賑やかなんですが変に落ち着いていて、外見はカネゴンに登場
 する金田少年に似た落語家タイプ、彼とは対照的で陽気な、
 これまた昭和を感じさせるユニーク&個性的な怪獣好きの
 少年もいますのでまた機会があれば紹介したいと思います。)

彼はパソコンもさわれますし、丁寧に扱い、ものをわきまえる
タイプなので、「ええよ」と言って見せていました。
そして買取りをしていると、いきなりN君が そそくさと店を
出て行くのが見えたのです。

?いつもそんなに早く帰りませんし挨拶一つなく出て行ったので
不思議に思いましたが何か買いにでも行ったかなと思いながら
買取りを済ませました。が、帰って来る気配がありません。

おかしいなぁと首を傾げながらパソコンの前に座ると、
N君が見ていたオークション画面になっていたので、
さぁブログの管理画面に変えてと…最後の確認をしようと…
えっ、ない?! さっきまで編集していた画面が何処にもない!
ってN消したなぁ~!! あのガキ~!!

そそくさと帰ったのはそのせいでした。
苦労して書いた下書きや掲載した写真がものの見事に
無くなっていました。茫然としてしまいました。
そして、その後とうとうN君は現れませんでした。

根はすごく真面目な少年ですが生意気な言葉使いもしますし、
甘やかしもしていたのですが、さすがに怒られると思って
逃げてしまったんでしょうね。
それに買取りが来る前、
Nに「今日の写真はサイズ合わせも大変やった~」
とか言っていましたし…

その時はさすがにガックリ来て腹も立ちましたが、
今思えば何か笑ってしまいます。
真面目で生意気で自分の意見もハッキリと言う奴ですが、
そんな奴がそそくさと帰って行った様子を思い出すと
なぜか笑ってしまいます。
そう言えば心なしか顔が強張って目が虚ろだったのも思い出し、
無性におかしくなってきました。

それにその後ろ姿がケムール人みたいで…

しっかりしている様でもやっぱりまだ子供なんですよね。
僕が怖いから?いやいや僕は優しいです。

N君、このブログを読んでいたら速やかに投降して下さい。

とても優しい店長より(怒)