DEAN ~怪獣遊園地~

DEAN ~怪獣遊園地~

-古き良き時代にタイムスリップ!-
甘く懐かしい匂いと共に甦る
愛すべき“玩具”という名の友人達。

 

入荷しています。

マルサン怪獣良い感じです。

ガボラは先日アップしたのとは別個体。

(残念ながら足裏に薄っすらガボラと落書き)

アボラスが売れてしまったので

変わりにこの前入荷のメフイラス星人を。

雰囲気のある1期。

バロムワンは過去最高の極美品。

 

8ヵ月前に

子供とプールの滑り台を滑り

尾てい骨を骨折したのを我慢していたが

今、酷く痛んで来ている。

痛いついでに

最近知り合い業者やお客様から

よく聞かされるお話で

(聞かされたくないのに)

うちでよく買ってくれる方が

ある事ない事マイナスな噂を流し

当店を弱らせて

その隙に当店商品を買おう

という方がいるようです。

う~ん・・・そんな事するかなぁ

信じたくないけど・・。

 

この前、子供を連れて

幼少期から通った商店街へ行った。

そこでいつも持ち帰りのお好み焼きを買う。

豚とイカのシンプルな二種。

価格350円、前は250円だった。

これがまた昭和の味、旨いんです。

子供はそこの「ひやしあめ」

が大好きでそれを飲むのが楽しみ。

そう言えば自分も幼少期、

母親に連れられてこの市場に来た時は

ひやしあめを飲むのが日課だった。

当時は10円だったかな・・

その幼少期はこの店ではなく、

(ここはまだ創業40年ちょいです)

その時の店はもう閉まっている。

うどんの玉とたこ焼きを売っていた。

以前、ブログで一度紹介した時には

まだ営業していた。

その時のブログ写真です↓

 

お好み焼き屋さんが混んでいたので

焼き上がるのを待っている間、

子供を連れて市場の裏手の方を歩いた。

以前はこの裏手通りにも市場があり、

色んなお店で賑わっていたが

今は一部小さなスーパーに変わったり

もう殆ど全てのお店が閉まっている。

 

そんな中、

ポツンと一つのお店だけが開いていた。

小さな呉服屋さん。

当時からあまり入る事はなかったが

母親に連れられた幼少の頃から覚えている。

近くによく通った駄菓子屋があったので

余計に覚えているんだろうな。

大人になってからもここを通る度に

「まだあるんや」と心の中で呟いていた。

 

「ここパパが小さい頃からあるんやで」

っと子供に話すと、

物珍しそうに店頭に立って中を覗く。

すると奥の座敷に座っていた年配の店主が

わざわざスリッパを履いて

ニコニコしながらこちらにやって来た。

「何かな?見ていってや」

おじいさんは笑顔で子供に話しかける。

子供は少し困ったような照れ笑いを浮かべた。

 

その後、おじいさんと自分との間で

話が大いに盛り上がってしまう。

あそこにあの店があった、

ここにあれがあり、こんな店主がいて・・

思い出が全て共有出来るというのは凄いし

とても懐かしく楽しい貴重な時間であった。

聞けばお店が出来たのが

ちょうど自分の生まれた年。

おじいさんは現在77歳。

若くからお店で働いていたようだ。

そして今年店を閉めるつもりだと仰っていた。

いやぁ何だか寂しいなぁ。

でもそんな時にこんなお話が出来て

これも何かの縁なのかも知れない。

最後に「頑張ってね」と声を掛けて下さった。

 

今度、お茶でも特産して

またお話しに行こうと思っています。

 

 

 

 

入荷もしています。

アボラス1期は濃いピンクメタリックタイプ

不二家ポパイは貴重なシール付き。

 

希少な物、少しずつ旅立って行っています。

 

ウルトラセブン・カプセル怪獣達

全て当時物ブルマァク・ミニサイズ。

 

ウインダムのこの成型色はかなり珍しい。

約26年間、お店をやっているが

入荷したのはこれを含め2体です。

アギラは

ツノの金色が残っているのがポイント。

ミクラスはとにかく元気!可愛い。

 

ウインダムの珍色、

1体はもう売ってしまったが、

こいつは買取りではなく少し思い出がある。

店を始めて間もない頃、

よく連れと京都のお店周りをしていた。

あの頃は少しだけど、

京都にも面白い店が何軒かあった。

すごい物があったわけではないけど、

足を運ぶとそれなりに楽しむ事が出来た。

 

その日はあまり収穫が無く、

それでも他愛もない会話を楽しみながら

日が暮れかけた京都の街を走行していた。

少し街から外れた山手近くの道を

当ても無く走っていると

ふと、寂れた電灯に照らされた

小さな骨董店らしきお店に出くわした。

「入ってみようや」

 

中に入ると、皿や壺、陶器の置物

古いラジオや古い家具など

正に田舎の骨董屋さんという様な

品々が並べられていた。

その中の一つの棚になんと!

マルサン・ジャイアント・ブースカ

が飾られていたのだ。

「おおっ」

っと少し興奮しながら価格を見てみると

20万円。。

高っ・・ちゃんと付けてるやん。。

 

 

少しがっかりしてその下の段を見ると

彼がいたのです。ブルーウインダム。

価格は〇〇円。即買いです。

一緒にいた彼は

そこまで欲しがらなかったので

自分がゲット。

そんな思い出があったので

今まで手放しづらかったけど、

そろそろ良いかなとも思っています。

 

アギラは子供の頃持っていた怪獣。

当時、所有していた数個の

ブルマァクのミニ怪獣達を

石段の上に置き水鉄砲で打って遊んだ。

小学2年生の時の作文に

「キングジョーは倒れたけど、

アギラは倒れない、アギラは強いなぁ」

と書かれていた。

その状況では

物理的にアギラ優勢は仕方ない。。

少しジョーが気の毒になった。

 

ミクラスは、これも幼き頃

多分、眼科だったと思うけど

その病院の窓際に

数個のミニ怪獣達が飾られていた。

(ブルマァクのミニ怪獣)

その中でも

ミクラスのインパクトが強く

他に何があったかも覚えていない。

とにかく半端ない

友達オーラ?に満ちていた。

今もその時の光景が目に焼き付いている。

もしかしたら子供心には余計に

愛着を感じさせる造形なのかも知れない。

 

通常の成型色のウインダム。

こちらのアギラは金が少し薄くなっているけど

これでも残っている方です。

 

 

 

 

 

 

 

 

前回のblogですが、
キングジョーの持ち主のお客様から
個体が有名になり過ぎるので
削除して欲しいとの申し出がありましたので 
(本文にもあまり楽しくないblogなので
何れ削除しますと記載していた事もあり)
今回削除致しました。
内容に付いてはそのままで
真実を語っていた事を

改めてここに明言しておきます。

ガッパ親子の素晴らしいミニフィギュア。

これも大切なコレクション。

 

「ディーンは一番儲かっている!
家まで買った!」
いやいや・・買ってないし 

「ロールスロイス乗ってるで!」

乗ってるかーい
 

本当に儲かっていたら
「そんな事ないてすよ~ 」
などと謙遜も出来るけど 
正直そう言われるとただ虚しいだけ 。。

確かにソフビは今売れていますが、
うちはちょっと違う。

まずこの数十年、
ずっとそうであった訳じゃありません。
しんどい時もありました。 
東京の業者の方に
ソフビだけでどうやってやって行けてるの?
玩具業界の七不思議の1つだよ?
なんて言われた事もあります。

それに常連様はご存知かと思いますが、
ショーケースに隙間が出来るのが嫌なので、
売れたら増やす、買い取る、の繰り返し。
物がある所に物が集まると思っています。
常に充実がモットー、
自分も楽しめる店作り
がモットーなので、

それ程お金は貯まらない。
お客様が来て見て楽しんで頂けるのも
1つの喜びですから現状維持も大変。

自分は買わないけど

これは売らないで、店に置いていて欲しい

てなお客様もいる。

在庫貧乏ってやつですか
(その在庫だって凄いコレクターには敵いません)
なので生活の為にはなっていますが、
儲けてウハウハなんて事はありません。
それにこの歳で下の子供がまだ小学生なので
将来の事も考え余裕なんてある訳ないです。

ふと
ディーンに行けばソフビが沢山ある 
そういう皆様の期待に応える事から
解放されたくなる時があります。
本当に儲かっていれば 
そんな事も考えず好きなソフビを眺めながら
ゆっくりのんびりやっていけるのですが・・
余裕のあるコレクター方の方がずっと羨ましい。 
びっくりする様な方が沢山おられますからね
 
とにかく・・儲かってるでしょ
っと言われる度に
只々虚しくなってしまう今日この頃なのです。