ごめんなさい

 

すみません

 

申し訳ない

 

あやまるということ。

 

どういう風に受け止めていますか?

 

元パートナーとそれなりに生活していたころ

 

「君はあやまったことがない」と言われて

 

びっくりした記憶があります。

 

どちらかというと「すみません」とか「ごめんなさい」とか

 

口癖かってぐらいに言ってたから。

 

そこから、自分を観察するようになって・・・。

 

例えば彼といざこざみたいなことがあって

 

「そうか、私が悪かったな」と思うと

 

割合簡単に、「ごめんなさい」という私。

 

だけど・・・。

 

そのあとにグダグダグダグダ言い訳が入るのです。

 

その言い訳に彼がツッコミなどいれようものなら

 

またまたいざこざの蒸し返し!

 

これって全然謝ってないやん!!!

 

・・・で、彼はと言えば・・・滅多に謝らないひと。

 

もっと突き詰めて考えれば

 

「しゃあないやん」という理由で動いたときの彼は

 

絶対に謝らない。

 

そうするしかなかったという状況に置かれた

 

自分に対する清さがあるというか・・・。

 

彼が謝るときは本当に自分の落ち度を認めた時だけでした。

 

だから、それに対して今度は私がグダグダ突っ込んでも

 

彼はひたすら謝るだけ。

 

「ごめんなさい」「すみませんでした」「申し訳ない」

 

もう平身低頭謝るのです。

 

な~るほど!

 

 

もしかして私・・・あやまることで取り引きしてた?

 

テレビでどこかの会社の偉いさんが雁首並べて

 

「弊社の不祥事‥云々・・・申し訳ありませんでした」ってやってる

 

あんな感じの・・・取り引きという儀式でしかなかった?

 

 

ここは取り敢えず謝っておいた方が良さそうだって感じ。

 

 

五人きょうだいの四番目という喧騒の中で育った私と

 

おばあちゃんと両親のもとで育った一人っ子の彼。

 

彼は、取り引きの謝罪なんて必要なく育ったのかもです。

 

私の場合は取り敢えず謝っておくって癖がついてて

 

そうこうしているうちに、すべてがうやむやに過ぎて行った環境です。

 

 

おもしろいね。

 

 

そんなこんなで、子どもが出来て・・・子育ての中の一幕

 

子どもが困ったことをしたときに、叱るでしょう?

 

叱ったら子どもがあやまります。

 

「ごめんなさい」

 

・・・で、わかったものと思って放置しておくと

 

また同じことをやる。

 

叱るとまた「ごめんなさい」・・・そんなこんなの繰り返しが続いて

 

思わず子どもに問いかけました

 

「なんで?」

 

「ごめんなさいって言ったことをまたするの?」って

 

そうしたら子どもがキョトンとした顔でこたえました。

 

「ごめんなさいって言ったらお母さんが怒らなくなるから」

 

お見事!!!

 

叱っている理由が一切伝わっていなかったのです。

 

そりゃぁ、当たり前。

 

やめなさい!

 

だめ!

 

私ってそれしか言ってなかった。

 

自分にとって不快だからとか、それはしちゃいけないことだからとか

 

今はしないで欲しいとか・・・

 

子どもが納得する理由を一切説明せずに

 

「やめなさい」「ごめんなさい」ゲームを繰り返していたわけ。

 

さぞかし、子どもは楽しかった???

 

いや~、こんな不愉快なゲームはやりたくないですよね。

 

・・・・・

 

そんなこんなで現在の社会を振り返ってみると

 

そりゃぁ、混乱するわ~。

 

国会から企業から学校から自治体から

 

そしてたぶん家庭の中でも

 

「ごめんなさい」とは口ばかりの所業があるわあるわ。

 

そう思いませんか?

 

子どもだけじゃなく大人だって、混乱しませんか?

 

昔なら切腹ものの不祥事でも

 

ごめんなさいの一言で

 

始末書を書いたり、新聞に謝罪文を書くだけで

 

なんとなくうやむやに終わっていく。

 

だ~~~~~~れも、あやまってないやん!!!

 

せめて家庭の中だけでも

 

過去の私じゃなく、元パートナーさんみたいに

 

誠心誠意あやまるってことを

 

体験できる場として築く努力が必要かも。

 

家庭って、

 

そうした大切な生きる態度を身に着ける・・・

 

誠実な人間関係を身に着けるための

 

道場みたいなものと捉えた方がいいかも。

 

お父さんもお母さんも子どもたちも

 

みんなみんな集団の中で働いたり学んだりして

 

疲れて帰って来るオアシスとしての家庭も大切だけれど

 

それだからって無礼講はよくないし

 

社会と同じ欺瞞だらけの人間関係もね~~~。

 

う~~~~ん、道場としての過程を築く

 

大切なことかもです。

 

 

 

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