前回の記事で追加の面談があるようなことを書きましたが、今週行ってきたのでその報告です。

 

結果から書くと、拍子抜けするほど何もありませんでした。何も、というのは、面談があると聞いててっきり難聴児についての配慮の有無をあれこれ聞かれて面倒くさそうな顔をされるのかな~、という想像をしていたのですが、そうではなく割とあっさりと終わったということです。

障害児の育児なんて前例が無いことだらけだろうから作ってやる~、的なことを前回の記事にかっこよく(?)書いたじゃないですか。どうやらうちの近くは今さらそんなことをしなくても、過去に既にそれをしてくれた人がいたらしく、ありがたく便乗させてもらえそうです。

 

先方から言われたことは、

・合理的配慮が可能な児童(以下合配児)については積極的に受け入れる方針である

・特に難聴児は実績がたくさんあるので、健常児に比べて選考に不利になるようなことは無い

・合配児は園によって枠が限られているけれど、希望に書いてある園は今のところ枠がある

 

これに加えて特にありがたいなと思ったのが、

・合配児には加点がある

 

確かに案内には書かれていたけれども、実績としてはどうなんだろうと眉唾に思っていたので、担当の方から直接その言葉を聞けて安心しました。障害の有無関係なく、保育園激戦区に住んでいる身としては、加点はとてもありがたいです。

 

こんな感じであまりにも拍子抜けしすぎたので、こちらからも少し聞きました。

 

・もし再来年度にろう学校の幼稚部に行くために上の子が退園となった場合でも、下の子は継続して通うことができるのか

→(引き続き保育要件を満たすなら)Yes

・自治体の認可保育園という全体では実績があるかもしれないが、各保育園レベルで実績が無くても、例えば新規園(来年4月に開園予定)は確実に実績が無いと思われるがその場合でも受け入れ可能か

→Yes

 

これ以外にもいろいろ細かいことを確認しましたが、まるでイエス(と言わせ)マン(笑)。不安要素は全部潰しておきました。

 

手話ができる保育士さんは少ないので、保育園が決まるまでわからないんですけどね~、と言われましたが、それに関しては「あ、そこまで期待していないから大丈夫です」と答えました。保育士さんを馬鹿にしているわけではなく、そもそも一般人に限って見ても手話のできる人なんてほんの一握りですよね。月に何日かは保育園休ませて今も行っている療育に引き続き通わせるから大丈夫です、と答えておきました。そもそも保育園はあくまで事情があって家で子どもを見ることができない保護者に代わって子どもを面倒見る施設なので、保育士さんには無理が無い程度に合理的配慮はお願いするとしても、教育に関しては期待しないでおこうと決めています。

とはいえ、難聴児は幼児教育が要であるとはよく見聞きしますし私もそう思います。聞こえる子どもであれば、親の就労状況等を鑑みて保育園か幼稚園を自由に選べば良いと思いますが、聞こえないとなるといろいろ悩むことが多いですよね。うちはとりあえず来年度はまだ幼稚園の歳ではないので、保育園にプラスして療育に通うスタンスでいこうと思いますが、どこまで(私の)体力がもつか心配です。

 

ここまでいろいろ考えて行動して、現実的に通えそうな範囲内に絞ったとはいえ希望園もできるだけ多く書いたので、なんとか決まってほしいものです。認可保育園は自治体による選考なので、こればっかりは運でしかありませんが。2月に結果が出るので、その頃に余裕があったら更新します。