【開催報告】きこえないお子さんを育てている親御さんと交流しました | deaf-machiprojectのブログ

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耳のきこえないママと聞こえるママが集まり、障害の有無に関係無く、共生できる社会を目指そうという思いから出来たプロジェクト。
毎月1回戸塚にある上倉田地域ケアプラザに集まり、お話や企画を実行中。

こんにちは。

ここ数日天気が崩れていますね。
今月も毎月1回開催している交流会を無事に開催しました。


当日はあいにくの雨でしたが、

湘南聴覚障害児親の会のお二人をお招きし、「きこえないお子さんを育てている親御さんと交流しよう」というテーマにて開催しました。テーマに興味があったのでしょうか、今月は多数のお申し込みがあり、更にはじめてお申し込みくださった方も数名いらっしゃいました。

 

今回、試しに交流会が終わったときの「ゴール」を共有してみました。

 

障害児育児だから…定型児育児だから…ではなく、育児は十人十色。様々な育児があり、誰かと比べる必要はありません。

育児の中で、それぞれが何を大切にしたいか?をみんなで考えたいです。

答えは1つではないので、自分なりの考えや気づきを持ち帰ってほしいです。

可能なら感じたこと、思ったことを是非シェアしてください。


育児の本質的な部分を話せたらいいなと思ったことが背景にあったからです。

 

・お子さんがきこえないと分かったときの気持ち
・子どもが生まれてから余暇の過ごし方に変化はあったのか

・「特別な育児」も数ある中の1つ、その育児で心掛けていること
・きょうだい児の関わり

などについてお話をしていただき、サンクスゲストでパパさんにもご参加いただけたので、父親の視点できこえないお子さんの育児について話していただくこともできました。そして、参加者の皆さんにも「育児で大切にしていること」について話していただきました。

 

『挨拶がしっかりできる子に』『相手の気持ちを考えられる子に』と、子どもへの願いを話す方、『きこえない我が子が会話の輪から外されないように意識している』と、自分が気を付けていることを話した方もいました。一方で、仮に今できていないことがあったとしても、近い将来や遠い未来への視点で、どんな方法があるか?を考えたり、できていることにフォーカスするようにしているという意見も。

 

また、「新生児スクリーニングを受けさせたかどうか?」「助産院ではなぜ新生児スクリーニングができないのか?」などと、参加者の皆さんからも質問が出てくることも多々あり、様々な話ができたと思います。

最後にお招きしたお二人から頂いたコメントを一部ご紹介いたします。

 

子育てはたくさんの人に支えられながら、子どももいろいろな人に関わって育ててもらった方がいいなと思っています。それは親自身も同じ。これからもいろいろな方と関わっていきたいです。

 

自分が手話を学び、子どもと暮らす中で、マイノリティにの方々の存在に気づくようになりました。一般的に理解されにくい悩みを抱えている方はもっといると思うので、お話する機会があったら、新たな共感や気づきがうまれるのではないかと思っています。今回の場もその1つです。

 

 

次回は8月9日(金)です。
お子さんが夏休みのご家庭も多いと思いますが、「夏休みの過ごし方/子供がお友達の家に行く・来るのはOK?ルールは?」をテーマに開催します。

 

詳細・お申込みは こちら から。

 

 

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