【開催報告】テーマは「手話やきこえない人の存在を知った後はどうしているのかな?!」 | deaf-machiprojectのブログ

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耳のきこえないママと聞こえるママが集まり、障害の有無に関係無く、共生できる社会を目指そうという思いから出来たプロジェクト。
毎月1回戸塚にある上倉田地域ケアプラザに集まり、お話や企画を実行中。

こんにちは。

 

先日6月の定例会を開催しました。今月は初めてお越しくださった方や久々の方を含め7名からお申し込みいただきました。

最初に自己紹介をしていただいたのですが、6つの区から開催地である戸塚区に集まっていることがわかり、なんだか嬉しいものがありました。

 

コロナ禍を経て、少しずつ月のテーマを設けるようになったのですが、テーマがある方が集まりやすいのかな?と投げかけたところ、「テーマの有無は関係ないよー!手話で話せるのが楽しいの」という声が飛び交っていました。ありがとうございます。

 

6月のテーマは… 

 

今月のテーマは「小学校の福祉講座(※1)で手話に触れた後、お子さんたちはどうしているんだろう?」でした。
(※1)福祉講座:総合学習の中に、聴覚・視覚・車いすなど障害のある人について学ぼうという時間があります。事前学習をしたり当事者の話を聞いたりするなど、学校によって内容は異なります。

 

当事者と交流する機会も45分間の授業のみというところも多いので、事前学習や事後学習があったとしても、それをきっかけにきこえない人との関わりや手話への興味に変化があるのかな?という話をしました。

 

 

手話歌をきっかけに手話に興味を持ったお子さんがいて嬉しいなと思ったけど、いつしか手話への興味もなくなっていたのを見て、切なかったなぁ…

45分間できこえない人との関わり方を知ることはできても、実際に別の場所でいざきこえない人に会ってもとっさには難しいかもしれない。それに恥ずかしさもあるかもしれないね。

手話を知らなくても、筆談やジェスチャーなど、色々コミュニケーション手段があると伝えていても、きこえない人を前にすると、子どもは時に『手話!』って思っちゃって戸惑うかも。

朝昼晩の手話を1つ1つ教わったとしても、実際に会ったときは年齢関係なく『よっ!』という挨拶が多い。でも、習いたての人は正しい手話でやらねば…と思ったり、声をかけたことで手話で一気に話しかけられたら…という不安があるのかな?

 

などと、色々な意見が出てきました。

 

 

 

聴の参加者の経験談 

 

そこで、参加してくださった聴者の皆さんに、『親が手話の世界に関わっていることで、お子さんも興味を持つことがあるかどうか?』をきいてみました。

 

自分自身が小学生の頃に親や近所の方が手話の勉強をしていた影響を受けて、手話に興味を持ち始めた。

 

自分が親になって、自分の子どもも興味持ってくれている。

 

福祉講座だけでなく生活の中で手話に触れる機会があると興味を持ったり、身近に手話と関わる人がいるかどうかでも変わってくるかもしれませんね。また、当時はさほど興味を持っていなくても、記憶の片隅にあるのか、時を経て手話を学ぶようになったという人もいました。

ところで、福祉講座だけでなく、12月にある障害者週間の時に「障害のある人の体験をする」という取り組みをしている学校もあるそうです。今回は手話に特化して話をしましたが、きこえない人(手話)を含め目が見えない人(点字)などに興味を持つ持たないはさておき、ちょっとしたきっかけの種まきとして、小さい時から色々な世界を知れるようにする環境は大切にしたいものです。

 

 

次回のお知らせ 

 

次回は7月12日(金)です。
きこえないお子さんを育てている親御さん2名にお越しいただき、きこえない子どもの育児を通して感じていること、みんなに聞いてみたいことなどを一緒に話していく予定です。
『きこえや特性に関係なく育児の本質にもふれられたら…』と思っています。

終了後はランチ会も設けますので、お時間ある方は是非ランチ会にもご参加ください。


【日時】7月12日(金)10:00~11:40
【内容】きこえないお子さんを育てている親御さんと一緒に交流をしよう♪
【詳細・申込】下記をクリックしてください♪

※ランチ会はランチ代のみ実費です。


 

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