こんばんは、デッドプー太郎です。
ここ最近はフィギュアレビューやらツイート、「ビーパワーハードボイルド」の更新でメインコンテンツの映画レビューをサボり気味!!と言う事で今日は涼しいので眠たくなるまで書きます。
今年の夏休みは皆様いかがでしたでしょうか?
学生時代であれば突然友達が茶髪になっていたとか、女子と喋っているところを見たことない奴が童貞を捨てたと信憑性に欠ける自慢話をする等秋の訪れと共にちょっとしたエピソードもあったりしましたが、社会人になるとそんなのもないですね。
ただただ月曜日の朝の訪れと共に手首を切りたくなるだけです。
今年の僕の夏休みのトピックは
・大雨の中「トランスフォーマーロストエイジ」を観に行った。
そんな感じでズゴックの汚し塗装とマリオカートのショートカットの場所を探すので忙しかったのですが、ようやく落ち着いてきたので夏に観た映画のレビューをします。
デッドプー太郎2014年夏の成果。ズゴック。
4作目にしてマイケル・ベイというかマイケル・ベベベベベーイ!!なテンションで2時間45分完走した「こち亀」風味満載のごり押し映画「トランスフォーマー・ロストエイジ」か真面目にジェイソン・ステイサム史上最高傑作と言えるスタローンフレーバーなジェームス・フランコが良い味出してた「バトル・フロント」かで悩んだのですが、どっちも人気作なのでみんな観るだろう!!と。
というわけで皆さんがスルーしそうな隠れた名作をピックアップしたいと思います。
「アナと雪の女王」です。
(一番俺が勧めなくてもみんな観てるよ!!)
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過去にこんな記事を書いたり、
こんな事や
散々ネタにしていたので「なんとなく申し訳ないから観ておこう」と言う事でブルーレイを借りました。
どいつもこいつも「ありのーままのー自分になーるーのー」とか口ずさむのでさっさと全裸になれとボヤいたこの映画、さぞかしやたらと「自分らしさ」を主張する大学生みたいなイラつく作品かと思いきや、
違う意味でイラついたぜ!!
おい、ディズニー!!どうして女子ウケ狙いの宣伝をした!?
X-MEN最高傑作じゃないか!!
もし「マーベル映画最新作」「X-MEN新章」とかいう宣伝で打ち出せば間違いなく野郎をの心をカツアゲできたのに!!!
本作のストーリー、無敵の姉が暴走&覚醒で地球最大のピンチ!!という詰め込み過ぎ、主要キャラ死に過ぎで悪妙高い「X-MEN ファイナルディシジョン」のような内容だが、「アナと雪の女王」は一味違う!!
主な登場人物
アナ
本作の主人公。
姉に凍らされたり冬の川に飛び込む、雪山を薄着で爆走等ヒーリングファクターを装備しているとしか思えない体力と無茶と根性で緊急事態を何とかするあたりはまさにウルヴァリンそのもの!!
Snikt!!しなかったのは残念なので「アナと雪の女王2~アポカリプス~」でアダマンチウム合金の爪を振り回す活躍に期待!!
雪だるまを共同制作をしつこく依頼する女
エルサ
アナの姉。無敵過ぎて長年城に閉じ込められる。触れるもの全てを凍らせるくらいの勢いで国を真冬に変える。フェニックス化したジーン・グレイを超える逸材。むしろギャラクタス。
マーベルユニバースの脅威
オラフ
エルサが作りだした雪だるま型ミュータント。雪だるまなのに夏に憧れるというドルフ・ラングレンばりの電波発言に加えて首が取れても平気で延々と喋り続ける姿はまさにディズニーが生んだデッドプール!!
チミチャンガ!!
クリストフ
「クリフハンガー」に出ていてもおかしくないルックスのオーナー。
無茶と根性で何とかしようとするアナをはちきれんばかりの筋肉でサポートする姿はまさにコロッサス!!!
ハンス
本作のヴィラン。ディズニーキャラ初と言える物語終盤で本性を見せる小悪党っぷりはまさにクズ!!その憎たらしさは「トゥルーライズ」に出てきたシュワちゃんの嫁の浮気相手並!!
ラストでアナには右ストレートではなくダムから落として欲しかった!!
CGでションベン漏らしてくれたら最高だったのに!!
目の前にションベンが飛んで来られたら絶対3Dメガネ外すけど!!
というわけでキャラをウルヴァリン、フェニックス、デッドプール、コロッサス、浮気しょんべん男に絞る事によりストーリーをタイトかつディープにしている。
濃密なミュータントの活躍だけが「アナ雪」ではない!!
今の世の中CGを使ったくらいでは誰も驚かない。「アバター」ですら現代っ子からすればPS3のゲームのオープニングと大して変わらないが、本作は現代の感覚でも驚くCGのクオリティ!!
エルサがレリゴーしながら氷の城を作るシーンはDr.マンハッタンの比じゃない!!
ちょっとやそっとの億単位の金を使ってCGを作っても感動しない2014年でこんなに驚かされるとは。このゴリ押しっぷりは裏でジェリーブラッカイマーとマイケル・ベイが糸を引いているとしか思えない!!
そしてここが一番感動したとこだが、涙なんて不要なカラっとしたエンディング!!
「アナと雪の女王」には余命いくばくもない彼女も愛情が押しつけがましいおかんもいない!!どいつもこいつも全力で体を貼って国にピンチを救う!!
しんみりしそうなシーンでは視聴者が涙を流しそうな最高のタイミングでオラフが電波な発言を決めるので笑いに包まれる!!
この映画のテーマとも言える「家族愛」はスカっとするぞ!!何に近いだろうか・・・・
そう!!「ワイルドスピード」シリーズのエンディングシーンのドミニクの家でのバーベキューシーン的な清々しさだ!!
アレンデール王国に平和が訪れて絆を深めあう面々の図。
ちなみに今回は珍しく吹き替えでも観たが、特にアナ役の神田沙也加とオラフ役のピエール瀧ははまり役だった!!
ハリウッド映画としての絶妙な大味と爽快感、まさに放課後エクスペンダブルズが勧めなければならない映画なのではないか!?悔やまれるのは松たか子とMay.Jが「ありのままで」ではなくて「RISING(アニメX-MENの日本での主題歌)」を歌わなかったことだけだ。
CRY FOR THE MOON!!←クリックで聴けるぞ!!
決して女子供のための映画じゃない、カップル達のための映画じゃない、
俺達が本当に観たかったX-MENだ!!
観て「風立ちぬ」より「アナ雪」がアカデミー賞を受賞するのは当然だと。
放課後エクスペンダブルズ別館
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新たなクオリティで残念な一人遊びに目覚めよ!!
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