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前回 横川駅-坂本宿の続き
●旧国道18号沿いのガードレールで一旦振り返る
左側が中山道から上ってきた道(階段)、右側がアプトの道から上る道(階段)
前回昨年11月の下見の時は、ここからアプトの道に戻る時に間違って左側へ下ってしまい、初めて見る光景にパニックとなった 数メートルの距離につき一時的な迷子で済んだが、実際は遭難した気分 アプトの道から寄り道して、戻る時は要注意
峠道入り口前の立派な案内柱と小屋
小屋には【旧道日和】という観光案内・地図がある
が、色々あり過ぎて眺めているだけで時間が過ぎてしまうので
碓氷峠勾配図でざっと確認
右端が横川駅、左端が軽井沢駅、距離は約10キロとあるが、多分直線距離だろう
勾配がこちら
横川駅 400m
現在地 500m
中間地点・栗が原 900m
途中目標・熊野神社 1,200m
最終目標・軽井沢駅 900m
上の方(黄色線の上)に、約6km(2時間)
どこからどこまで?
下の方(勾配図の下)に、旧道(旧18号)は軽井沢駅まで約11.5km(徒歩3時間)
前回は、横川駅から熊ノ平までアプトの道、その先旧道で軽井沢駅まで歩いたが5時間かかったので、ここから3時間は無理がある
今回も駅間徒歩(横川-軽井沢)、旧中山道・熊野神社経由だが、同じ5時間が目標 くねくねだらけの旧国道18号と違って、地図で見る限り峠道は真っすぐのように見えた
入り口前だが、すでに峠道の雰囲気が漂っている
登り始めるといきなり階段が現れ、急斜面を一気に駆け上がる ※写真は登り始めて5分後、記念撮影の余裕すらなかった
●最初の立て看板(案内)を発見、この先も続く
有難い目安だが、始まったばかりなので一瞬だけ見て先に進む
ひたすら駆け上る、しゃがんで撮ったわけでない.....
鉄道や道路ではありえない光景と道が続く
●刎石坂(はねいしざか)
碓氷峠で一番の難所とあるが.....
こんな坂が続く
●上り地蔵下り地蔵
この辺りは石造物がたくさんあったが眺める余裕はない、傾斜感が伝わるかと
●覗 ※峠道入口から約30分
最初のご褒美&ビュースポット
確かに、木々の隙間から坂本宿を覗く感じ
この先も風穴(水蒸気で湿った風が吹き出す穴)や
弘法の井戸、四軒茶屋跡などある
旅人は、この坂を上り終えて茶屋で休憩したのだろう🍵🍵🍵
こちらは茶屋ではなく関所跡、その脇には久々の道標が
坂本宿 2.5キロ
熊野神社 6.4キロ
感覚ではなく、ここまで実際に歩いた距離が判明
同時に、途中目標の熊野神社まで、ここから倍以上の距離を歩くことに
Σ( ̄□ ̄|||)
しばらく足がとまった しかし引き返すには遅すぎた
いまさらながら、横川駅正午出発が悔やまれる⏲
とりあえず再開
現代の旅人(登山家)が付けてくれたリボン・ハンカチが峠道の証 本当に有難い😢😢😢 この先は明るいようだ
ついに、紅葉季節らしい風景が広がる
そして、太陽の位置や夕暮れ時間も気になってきたが
ここまで駆け上って本当に良かった
この先はゆるやかな下り坂
落ち葉を踏みしめる感じが心地よい
足元はこんな感じ
登山靴に見えるが実はレインブーツ
かかとが固くて大失敗 入り口直後の階段と急勾配30分は靴擦れとの戦い
●掘り切りを眺める
戦国時代とはいえ、こんな場所で戦いがあったことに驚いた
確かに両端が掘り切られていて、道は狭く危ないが
今は、ロープがあるので安心
南向きと北向きの馬頭観世音(ばとうかんぜおん)
馬の守護神らしいが、岩山だらけで危険な場所
一里塚と座頭ころがしのあたりは
こんな感じで
断崖絶壁沿いの急な坂を下る
その後は平らな道を歩く、白い案内を発見
文字が大きく見やすい英語表記もあったが訪日観光客が歩くのだろうか
近くには【めがめ橋】※碓氷第三橋梁の案内が
一瞬「寄り道」が頭に浮かんだが、少しの距離でも迷子・遭難になるので記念撮影のみ
数分後
●栗が原 14:40着 ※峠道入口から約1時間30分
平らな道があるのは交番と明治天皇のお陰ですね
再び碓氷峠勾配図
中間地点に到着したが、途中目標の熊野神社までまだあと半分
最終目標の軽井沢駅までの距離や時間より
夕暮れまでに峠道を脱出できるか、いよいよ不安になってきた
最後までご覧いただきありがとうございます
次回へ続く