「キリクと魔女」は人類のアフリカ出説を裏付けている
以前、ここのブログでも取り上げたミッシェル・オスロというアフリカ出身の作家がアフリカの神話伝説をもとに作った「キリクと魔女」について、日本に到達した仏教文化について再考してみたい。
「キリクと魔女」も人類のアフリカ出説を裏付けている
Kirikou and the Sorceress - Trailer
人類のアフリカ出説を表した図(インターネット参照)
アフリカで発明された「槍投げ器」が世界各地で発見されている
日本に辿りついた仏教文化
日本には、これまで検討してきたものとして①阿弥陀如来の梵字(種字)呼称が「キリク/キリーク」であること。②アフリカではキリクは生まれてまもなく言葉を話し、魔女バラカの退治を始めると言う神童であった。また、阿弥陀如来も子供のころは神童と呼ばれていた。③魔女バラカは背中にさされたトゲによって魔女に変身したが、キリクが見事にそのトゲを抜いた途端、魔女バラカは普通の女性にもどってキリクと結婚し幸せな生活に戻っている。
阿弥陀如来はインドでキリク/キリークという呼称になった
魔女バラカと鬼子母神伝説に共通したものがある
キリクと魔女伝説では、キリクが魔女バラカの背中にささっているトゲを抜いてやった途端に魔女バラカは普通の女性に変身している。日本に辿りついた鬼子母神も釈迦如来に諭され心を入れ替え、人々を支える神仏に変身している。