応えられない事情 | 新 K-ichiroのおんぼろレスポール記

新 K-ichiroのおんぼろレスポール記

R&Rギタリスト、K-ichiroです。
ソロサイト。
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THE SILVER LIMOUSINE ギタリスト。
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インディーズレーベル「BRATS STAR MUSIC」のプロデューサー。
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令和時代に突入後の自身初ライブは、6/1(土)THE SILVER LIMOUSINE(以下,T.S.L)の湯島ファビュラスギターズにて、でした!

 

前回の銀座もそうでしたが、今回の湯島という場所も、過去の音楽活動に於いては結構無縁だった場所。

 

そういう意味でも新鮮だったし、何と言っても楽しい時間を過ごせました。

 

共演させて頂いた「寿。」さん、「HIGH-NOISE」さん、「Rocket Rye's」さん、湯島ファビュラスギターズのスタッフの方々(八代さん、お誕生日おめでとうございます)、そして足を運んで頂いたお客様、本当に感謝します!どうも有難うございました!

 

恥ずかしい事にライブ当日というのに体調があまり芳しくなかったりして、少々の不安もあったりもしたのですが、どうやら私はステージに上がったらそんなの関係無く、アドレナリンがダバダ溢れ出す~という体質の様で(笑)。*一部、バンドの歌詞を引用してますが...。

 

出番が終わった後に一気に疲れがダバダ溢れ出した~(笑)。*再び、歌詞を引用してますが...。

 

ステージ降りてからは、ゴング後のあしたのジョー状態だったかもです。

 

 

実は演奏時間を40分頂いていたのですが、我々の準備の手際の良さと(笑)、出順最初なのに押す訳にはいかないだろっという意外な程の礼儀正しさと(笑)、MCが割とコンパクトに纏まっていた事も関係してか、何と30分ちょい程度でT.S.Lのステージは終了してしまいました...。

 

こういう対バン形式のイベントってのは、時間を押される事は非常に困るのだが、それと割と近い位に時間を巻かれるのも結構困ったりもするんでね(笑)。

 

要は時間が余ってしまったのが大きな要因だったと思いますが、ちょっとの部分は客席にいた方々の温かさが、我々の一生懸命さを少しは評価していただいたのかな(と思いたい!)?

 

まさかのアンコールが湯島に響きました(笑)。

 

駄菓子菓子っ(←表現古いっすか?)、演奏が終わって全てを出し切ってしまって疲労しまくっていたT.S.Lはそのアンコールに応える事はなく、そそくさとお片付けに(笑)。

 

全てを出し切ったと書いたが、コレ本当。

だってこの日に披露した曲しか、今のT.S.Lは演奏が出来なかったのです(笑)。

 

もっと暴露してしまえば、この日のライブの為に何とかギリギリ間に合わせた、って状態でした。

 

 

俺の記憶が確かならガチのアンコールを、我々T.S.Lは活動停止前のユニット時代を含めると、有難い事に3回程ですが頂いた事があるのです。

 

過去の2回についてちょっとだけ触れましょうか。

 

1回目 : 我々のHPの「Youtube」で動画にもその様子が少しだけ映っていますが、ラストの曲「OUTLAW ON THE ROAD」が終わった時。コレは確かT.S.L結成して3回目のライブだったかな。

 https://t-s-l.themedia.jp/pages/2670840/gallery

 

結果: 応えませんでした(笑)。

理由は今回と同じ、やれる曲が他に無かったのです。そして俺が「すいません、曲が無いんです」って軽い謝罪したのも映像に残っていますよ。

 

 

2回目 : 静岡のツアー先にて。以前のブログにも書いたけど、その前の宇都宮でメンバーと揉めた直後のライブ。

元々決まっていたから予定消化的なライブだったかも知れんね...。

しかもツアバンなのに、まさかのトリにされ、殆どが弾き語りの方々との対バン。テンションはガタ落ち状態。

俺は音楽をやり始めて「もう、別にこんなライブどうでもいいかな?」ってステージ上がる前に思ってしまった唯一のライブだった。

そんな気持ちから、用意はしていたんだけどメイクすらしなかった。

 

でもやっぱり当時からステージに上がると、アドレナリンがダバダ溢れ出す~という体質の様で(笑)。*これまた、歌詞を引用してますが...。

それが上手い具合に静岡の方々にヒットしたのか、まさかまさかの超大盛り上がりのライブに。

 

結果: そりゃ、応えましたよ(笑)。

但し、ツアバンだし予定外だったモンだったから、ステージ上からPAの方に承諾いただいた上でやりました。細かい部分までは覚えてはいないけど曲は結構やりつくしていたと思うので、アンコールに相応しくない曲だったけど、やった事は覚えている。

 

この日のライブは本当に今でも奇跡みたいに思っていて、メンバーと色々と揉めて辛い思いもして、対バンの形態や出順とかを気にして(そりゃ多少は気にはなるモンですけど)、勝手にテンション下がってしまい、もうどうでもいいかな!なんて思いながらステージに上がってしまった自分の情けないケツを、「テメェ、コノ馬鹿野郎!!」ってフルスイングでバチン!!と叩かれたステージだったのかな。

 

アンコールはそりゃ単純に嬉しかったけど、「こういう事だって、やり続けてりゃあるんだぜ!」って、ステージに上がる事を甘く見るなよ!って教わった日。

どちらかと言えば恥ずかしい気持ちの方があるかも。

 

素晴らしい奇跡と戒めが同居したこの日の出来事を絶対に忘れたくない気持ちから、俺のエフェクターボードには、未だにその日のバックステージパス2013.06.15 静岡UMBER」がたった一枚だけ貼ってある。

 

俺は二度と嘗めた気持ちでステージに上がっちゃいけない、って決めた。

 

 

 

 

って、雨かなんかで簡単に剥がれちゃったりしてな(笑)。