SEPTEMBER 6, 1986

This Week No.1 Nu Shooz/Point Of No Return(Remix)

86年、Nu Shoozはすでに「I Can’t Wait」でビルボードNo.1ヒットを獲得していた。（※このブログでも紹介済みなんでNu Soozに関してはこちらをチェックして下さい。）まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだった彼女らが次にリリースしたセカンド・シングルがこの「Point Of No Return」。前作を踏襲したラテン・フリースタイル～シンセ・ダンス・ポップで、アルバム『Point Of No Return』からのカットだ。楽曲に関しては前作よりポップさが増し、より広いリスナーに向けて作られたことがよくわかる。良くも悪くもポップ・マターな一曲。

本作では、このブログでも何度も紹介してきたリ・ミックス職人、シェップ・ペティボーンがミックスとリ・ミックスを担当、12インチ・シングルには、「Long Version」と「Special Mix」、「Dub Mix」を収録されている。それぞれのヴァージョンともにドラム・サウンドを聴いてほしい。よく聴くとダブで使われるようなドラム（言葉にできません）やゲート・リヴァーブ的なドラムが聴ける。打ち込みのドラムでも加工次第でこれだけのヴァリエーションが出せたという好例。