で認知症の 脳の萎縮と活性化について 書いたのですが

認知症の予防というだけではなく  健常者に関しても 

健常者のすぐれた脳をより活性化させるための手法でもあります。





医者は酸素不足のことを虚血と呼んでしまいます。

虚血性心疾患には 狭心症や 心筋梗塞があるのですが

私たちは心電図のSTの低下を虚血と呼んでいました

実際に虚血がおこれば STは低下します ところが

このSTの低下は 酸素不足によっておこるのです

血液は酸素を送るから 虚血になれば 酸素は足りなくなる

ところが 血液が酸素をあまりもっていない たとえば

一酸化炭素中毒なんかでは 酸素不足になります

血液は来ているのに 虚血っておかしいですよね

虚血と酸素不足 エネルギー源の枯渇は全く違うものです。

冠状動脈の虚血で 狭心症はおこる その病態は 血液が

足りない(虚血)による 酸素不足です

これによってSTの低下はおこります。





で 認知症では脳虚血ではなく 海馬の酸素不足 エネルギー源の枯渇により

酸化ストレスが大きくなる

これは血管による 供給不足だけではなく 脳髄液の循環障害による

酸素不足が考えられる



酸化ストレスは 酸化のこと

酸化は酸素不足でも酸素過剰でも起こる

運動でも運動不足でも起こる


これが理解できない人が多いんだよね

間質の 酸素運搬は 間質リンパが行っているから

血流はあまり関係ない



循環させているのは 筋肉 筋肉が酸素を使いすぎると

これは酸素不足になるわけ そして老廃物である酸化物が多くなり

酸化を助長する

まあある程度の酸素不足は 酸素解離曲線が右方移動して

酸素を放出させやすくするから 酸素供給は増えるわけ







酸素不足での燃焼は酸化を促進する

いわゆる不完全燃焼というもの

体の中でも不完全燃焼はおき 活性酸素がどんどんできてしまう。



運動はカラダに悪いといっているが 動かさなかったら

動物も人間も車も自転車もサビだらけになってしまう。

これも間質の酸化物が酸化を助長する

サビがサビを呼ぶように どんどん酸化してしまう


間質の循環は 間質リンパの循環は 筋肉がポンプしている

その循環は 筋肉の陽圧 陰圧によって行われる

ポンプ活動 例えば  心臓や肺は たくさん動かせば良いかというと



そうではない ハーハーしているのは 変態か過換気が相場だ

そして 心臓が早くうごいているのは 心不全の状態

ポンプは たくさん動かすことが良いことではなく

効率よく 動かすことが大切

筋肉も大きくゆっくりと 力を入れないで動かすことが大切

(あまりゆっくりと動かしすぎると 力がはいっちゃうよ!)


脳髄液の循環は直接は筋肉は関係ないが

循環はカラダ全体でしているので カラダの循環がよくなれば

当然髄液の循環もよくなり アミロイドβの生成が抑制され 排泄がうまくいくはず



神経は脳がメインではなく腸管がメインである 脳はサブなんです

脳の循環や 神経ネットワークを改善させるのであれば 

腸管の循環や 神経ネットワークを改善させる必要があるのです


胸腔や腹腔を整え 循環や 神経ネットワークを改善していくと

脳髄液循環や 神経ネットワークが改善していく


局所と 関連先と 全体を 観察しながら改善させていく


私達の求めるのは 改善 そして機能アップ

だから病態にはよらない



良いものは良い 悪いものは悪い 

でも少しなら悪いものも良い



悪い人も 良い人も どんどんよくなれば良いのです

普通のレベルで満足するのではなく

少しよくても満足はしない


私達は リンパケアで良くなった 周りも良くなった

それで満足はしない 私ももっと良くなるし 周りももっともっと良くなる



私達は 幸せだ でも そこで満足はしない もっと幸せになっていく

もっと 豊かに もっと楽々に もっと強く もっと速く もっとゆったりと

人生を楽しむ



ほんの少しでも改善していけば それを続ければ どんどん改善していく

成長をやめなければ どんどん成長していく

どうか 良くなることを 成長をやめないで欲しい