私のテーマの一つに フローがあります。

現在フロー経営 (セムラーや天外さん)

コントロールを手放し  ベクトルを合わせて成長していく経営




フロー心理学 
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心の硬さを取り除き 感情を安定させていく 心を整備する

心をマネイジメントする という 心理学





麻酔科時代の 鈴木重光先生

ICU研修

彼に 身体の循環について学びました いつも「フローだ」っていっていました。



研究でも深部温と抹消温度をはかって その差による循環不全の研究をしていました。

循環が良い状態では 深部の体温と皮膚表面の体温が近く

悪い状態では  深部の体温と皮膚表面の体温が開くというものでした

点滴の量によって その体温差が変わるという研究でした




今思えば 鈴木先生は血液循環より 間質リンパ循環について言っていたと

思います。常に血管内の膠質浸透圧を正常にするために

血管内の膠質浸透圧を保つためのアルブミンの補正を行っていました。

一切 利尿剤や強心剤(ドーパミン)は使わないで 

動脈側(αブロッカー)を開いて 流れ=フローをよくしていくものです。


彼のやっていたのは 薬による強制コントロールではなく

マネイジメントです。 本当に今思えば 医療から逸脱したケアでした



ICUで最も使われる薬である

ミリスロール(環拡張薬) カルシウム拮抗薬(降圧剤) 鎮静剤 

強心剤 昇圧剤  をほとんど禁止



硫酸アトロピン  レギチン(αブロッカー)  乳酸かリンゲル(輸液)

カリウム  局所麻酔薬   などだけで ICUが管理できていました




本当に今思えば彼は コントロールするのではなく マネイジメントをしていた

peepにより 肺胞を広げ 酸素化をしていく

輸液を多くしてプレロードを増やしアウトプットを増やす というのは




筋肉において 筋肉を弛緩させて アウトプットを増やしていくということと

同じです。



医者はコントロールを手放すことができない

コントロールすることが医療だから....


血圧コントロール 食事制限 体調管理



教育者がコントロールを手放すことができない

コントロールしていくことが 今の教育だから.......

子供達の管理




経営者はコントロールを手放すことができない

従業員をコントロールしていくことが 今の経営だから.......


トヨタ系の管理体制の製造業 




あらゆるスポーツでも 筋トレ 食事制限など

コントロールを手放すことができない


自分自身を管理してしまう。




コントロールを手放すと アンコントロールになると 思い込んでいる

ブレーキを手放すと 暴走すると思い込んでいる

教育を手放すと 不良になる 薬に走ると思い込んでいる




ところが コントロールできない状態というのは コントロールしようとするから

おこるのだ。


痛みも 不良も コントロールを手放し マネイジメントしていく



勉強できなかったら バイトでもスポーツでも やってみたら?

人と対話ができなかったら  ITでも 農業でも やったら?



全てをコントロールしようとするから   

コントロールからあぶれるものがでてくる

コントロールできないものを 不良と決めつける



「学校に行かないのは問題だ.......」なんて言うけど 本当に問題なの?

コントロールしようとしているあなたが問題をつくっているだけじゃないの?



コントロールできないのは  悪いことである

そんなこと誰が決めたのでしょうか?




学校に行かないことを またまた コントロールしようとする  社会

学校に行かない彼を マネイジメントしていきましょうよ!



多くの人が悪いものを取り除こうとしてしまう。 これが制御 管理 なんですね

マネイジメントは 整備していくのです 良いもの増やしていくのです。

悪いものには焦点を当てない 問題点を認識するだけで良いのだ

本当に「それ」は悪いものなのか?




角度を変えれば  良いものにならないのか? 使い方を変えてみたら?

そして少しだけ活性化させてみたら......



時代は 変革期だと思う その変革が何なのか?

だんだんわかってきたような.....



私たちは コントロールではなく マネイジメントによって成長していく

身体も心も社会もね!