着物談議・斧琴菊 2026 | D-DST

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日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。

演目を意識した自己満足な装い、襲名フェス・ファイナルは斧琴菊で。

堂々と着られる機会に着倒してゆこう計画。

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昨年は色数を極力少なく、をテーマに、
帯は白無地(所々金属糸織入)の兵児帯を合わせましたが。

この夏帯(名古屋帯)を、意を決し出しました。

母上が晩年誂えた一本ですが、
何故、「意を決する」かと言うと、

私は紫陽花が好きではないからです。

おそらく、コレは紫陽花。
「ザ・紫陽花」の、こんもりしたあの形状でないだけまだましなくらいです。

基本、嫌いな花は無いのですが、唯一、紫陽花が苦手で(←花に罪は無い)。
理由は略しますが、
そういう訳で、今後締めることもないかと思い、近々手放そうかとも考えていたくらいです。

しかし、
紫陽花なのですけれど、
けど、
けど、
色味や質感は物凄く好みなんですよね⋯(悶)。

紫陽花でさえなければ!(←くどい)

全体的に大好きなくすんだトーン、
紫色基調で、銀糸の入りもバランス良くとても美しい。
写真、うまく撮れませんが。

そして何よりしっかり張りがあって締めやすい(←ココが最重要)。


モノ自体は、やはり元は母上のセンスなのでシンプルですが、
自己主張が強い斧琴菊に合わせてみたら、相性良かった。


私は、着物に関しては敢えて季節感は無視しますが

(私が着物を着るようになったココ四半世紀、実感する気候そのものは昔の暦どおりではなくなっているし(随分前にも書きましたが)、
限定的な季節モチーフのものは、着られるタイミングも限定されてしまうのが嫌で。そのあたり気にすると何も着られないので。)、

博多座公演は六月、
うん、いいよ、カレンダーどおり、紫陽花、締めましょうか。


で、蒸し暑MAXな時期でしたが、
帯揚げは絞りにしました。コレは祖母の所持品にあったものです。

少し前に、
寺島しのぶさんが眞秀さんの初日に絞り帯揚げを合わせてらしたのがとてもカッコ良くて!

博多座では、祝幕も紫色が効いたものでしたので、
着てゆくもののコーディネートを決めたのは五月くらいでしたが、

至極自己満足ですが、
当初意識していなかった部分も、結果、シンクロ出来たようで嬉しい。

三分紐もコレにして良かったです。


◆

クリムト『接吻』のマジェステは、
仲睦まじい夫婦のお話『ぢいさんばあさん』にちなんで。


しかし。

罪状が罪状とはいえ、服役37年。
ジャンバルジャンの倍ですってよ。

◆

翌七月の岸和田では、

帯揚げは、さすがに絞りはアレかと、
同じく紫系(こちらはもう少し赤みのある紫)の綸子(それでも絽はなるべく使わない、締め辛いから)にしました。


帯締めも薄い色味の夏帯締めに。
夏用帯締めも物凄く久し振りに締めました。

夏用と言われる、この透かし編みの帯締めも苦手なアイテムで、
夏場は三分紐や冠を主流にしております。


帯締めって、しっかり締めますよね。
力いっぱい締めますよね。

着付け中に引きちぎってしまいましてね、過去合計4本。

他装する際、夏場、この透かし編みが来ると恐怖でなりません。

己自身も、一応数本所有はしておりますが、

そういう訳で殆ど未使用、
これらもそろそろ手放そうかと考えております。
色は好きなのですが⋯。

◆

という訳で、

紫陽花、透かし編み帯締め、絞り帯揚げと、
個人的にはささやかながら挑戦をしてみた今夏でありました。

この夏帯は、締めてみたらやっぱりすごく気持ちが良く、
他の夏着物とも合わせやすいので、
紫陽花ではなくゼラニウムだと思って(←なかなかキビシイが⋯葉の形状なぞ特に)締めてゆこうと思います。

帯締めは⋯どうしようかなあ⋯。